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Instagram(インスタグラム)とは?
Instagramはインターネット上に自分で撮影した写真や動画を公開したり、他人が公開している写真や動画を閲覧したりできる無料のSNSアプリケーションです。2010年からサービスを開始し、2017年には全世界のユーザー数が8億人を超えるほどの巨大SNSへと成長を遂げました。また、日本では2014年に日本語版の公式アカウントが開設され、2017年には日本のユーザー数が2000万人を突破しました。特に若い人の間で流行している「インスタ映え」といった言葉からも、Instagramの影響力の大きさをうかがい知ることができます。
Instagram広告とは?
Instagramを閲覧していると、個人の写真や動画だけでなく、様々な企業の広告が表示されることがあります。これらを「Instagram広告」と呼んでいます。2015年10月から日本で導入され始め、少ない予算で始められることなどから注目を集めています。
アプローチできる層は、Instagramの主なユーザーである10代~20代の女性を中心とした層になりますが、同年代の男性利用者についても一定数いるためアプローチが可能です。
まずここでは、今話題のInstagram広告について、特徴やメリットに触れながら紹介をしていきます。
Instagram広告にある2種類の広告表示方法
Instagram広告には、大きく分けて二つの種類があります。「フィード広告」と、「ストーリーズを利用した広告」です。
【Instagram広告①】フィード広告
初めに、フィード広告から紹介します。Instagramでは基本的に、フォローをしているアカウントの写真や動画が、順に表示されるようになっています。この写真や動画が表示される部分のことを「フィード」と呼びます。このフィードに、ユーザーが公開している写真や動画と並んで表示される広告が、フィード広告です。フィード広告には、画像広告、動画広告、カルーセル広告といったものがあります。
フィード広告のメリットとして、フォローしているアカウントの投稿に混ざって表示されるため、公開されている写真や動画を見るような感覚で広告を見てもらいやすいという点が挙げられます。ユーザーの目に触れやすくするためには、他の投稿に埋もれてしまわないように、インパクトのある広告を工夫することが重要となります。
【Instragram広告②】ストーリーズを利用した広告
次にストーリーズを利用した広告です。ストーリーズとは、Instagramのフィードの上部に表示されるもので、投稿から24時間が経過すると写真や動画が消えてしまうという特徴があります。このストーリーズにも広告を表示させることができます。ストーリーズ最大の特徴は、スマートフォンの画面一面に写真や動画を表示させることができるため、視覚への働きかけがより大きく、没入感が強いという点にあります。またフィードと違い、ストーリーズは一つずつの広告を連続して表示させることができるという点や、通常ユーザーが投稿したストーリーズの再生がおわると、続けて自動的に広告再生が始まるために自然に広告表示に切り替えることができるという点も特徴の一つです。
Instagram広告の活用法
Instagramのユーザーは年々急激に増えていますが、その中でも若年層が圧倒的に多く、特に女性の利用者が多いという傾向にあります。そのため、アパレルやコスメブランドなどが、若い女性をターゲットにした広告を掲示することが効果的です。
また、Instagramの特徴の一つにハッシュタグがあります。投稿のテキストに、関連するキーワードをハッシュタグをつけて記載することで、ユーザーがそのキーワードをたどって投稿を検索することのできるシステムです。広告を掲載する際には、このハッシュタグを有効活用することも重要です。ユーザーがたどって来やすいような、また商品やサービスを最大限アピールできるようなハッシュタグをつけることがポイントとなります。
なによりもInstagramの強みは、ユーザーが多いという点です。Instagramに広告を掲載することで多くの人の目に触れる可能性は大きいです。そのためにも、ユーザーの目を引くような、ユーザーが思わず選んでしまうような見た目の広告を考える事が、最も重要な点です。
まとめ
Instagram広告の特徴やメリットについてご理解いただけたでしょうか。
Instagram広告は、他のSNSとは違った広告の表示方法が特徴です。またユーザー層も10代~20代の女性が多く、アプローチできるターゲットの明確さも持っています。自社のターゲットや戦略にマッチしている場合には、Instagram広告への出稿を検討されてみてはいかがでしょうか。