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Web接客ツールは「チャット型」と「ポップアップ型」の2種類
Web接客ツールには「チャット型」と「ポップアップ型」の2種類があります。
チャット型とはサイトの右下あたりにチャットを実装し、サイト来訪者に対してリアルタイム接客(対話)を実現するタイプのWeb接客ツールです。サイト来訪者のニーズを想定しながら「よくある質問」に対する自動回答を設定をしたり、実際にスタッフが待機して来訪者からの質問に対してリアルタイムに対話を行なうことが出来ます。
サイトにある情報だけでは「疑問が解決せずに離脱してしまう」というケースを避けたり、来訪者はそのときに知りたいと思ったことをその場で質問できたりすることができるため、離脱を防止しCV率の改善に繋がります。
ポップアップ型は、来訪者の閲覧や購入履歴データをもとにリアルタイムで可視化・セグメントし、最適な情報をポップアップ画面で表示させるタイプです。例えば、一定時間サイトに滞在している来訪者に対してクーポンを始めとしたお得な情報を配信して購入を促したりサービスページを閲覧している来訪者に対して事例資料があることを紹介して、資料請求につなげたりすることでCV率アップを図ることが可能となります。
注目のWeb接客ツール(チャット型)
ChatPlus(提供:チャットプラス株式会社)
チャットプラスは1,500円/月で、有人対応も、チャットボット応対もできるWebチャットサポートツール。JavaScriptのタグを配置するだけで利用することができます。また1つのID料金で複数の端末から同時ログインできるため運用コストを抑えつつ、お客様からのチャットを逃しません。
<費用>
初期費用:0円
月額費用:1,500円~
OK SKY(提供:株式会社空色)
株式会社空色が提供するWeb接客ツール。テキストのやりとりだけでなく、商品画像や動画を用いた提案が可能です。ファッション分野などではコーディネートでの提案も実現することで、来訪者の購入率や購入単価を向上することができます。「チャット対応に必要なリソースがない」「立ち上げ方法や導入後の指標計測、改善策立案の方法がわからない」といった場合、システムだけでなく、運営サポートを委託することも可能です。
ShowTalk(提供:株式会社リゲイン)
リゲイン社が提供するWeb接客ツール・ソリューション。システムだけでなく、 接客対応もサポートしてくれる点が特徴です。接客対応するのは、リゲイン社が直接雇用し専門のトレーニングを受けた専任スタッフです。今後さらに “複雑化・高度化” するであろうWEBでのカスタマーサポートにおいて定評があり、 アメリカ、ヨーロッパ、中国などを中心に30,000社以上で導入されています。
注目のWeb接客ツール(ボット型)
Sprocket(提供:株式会社Sprocket)
Webサイトに来訪するユーザーに対して、実店舗のスタッフと同じように接客を行うことで、
登録率・購入率などのCV・KPIを向上できるポップアップ型のWeb接客ツールです。シナリオはSprocketプロデューサーが作成し、配信するユーザセグメントはAIが分類するため導入時の担当者の負担が最小限ですむ点も特徴です。ECサイトやカードや資格系などの申込型サイトの導入多数あり。
(引用: Sprocket(スプロケット)Webサイトより)
KARTE(提供:株式会社プレイド)
属性データ、購入・閲覧情報、SNS情報などあらゆるデータから来訪者をリアルタイムに可視化し、会員登録や購買につなげるためのWeb接客を可能に。会員ランクや性別、過去購入商品・金額等の会員データも活用可能です。既存の会員データとKARTEのデータを統合して活用することができます。チャット機能も装備しています。
特定業界向けWeb接客ツール
業界に合わせたWeb接客ツールも登場しています。業界に特化しているため、お客様の性質や業務内容にあわせての活用が可能です。
コネクトさん(提供:株式会社パラダイム・ラボ)
予約受付が必要な店舗やホテル向けOnetoOne接客ツール。WebRTCを使ったテレビ電話予約システムで、お客様側で日時を選択し予約を行うと、その日時にテレビ電話でスタッフとコミュニケーションをとることが可能です。