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従来のeコマースとは何が違う?動画コマースの特徴・事例を紹介

日々新たな買い物体験が生まれているEC市場。近年は、写真や文章を見ながらネットショッピングを行う「静的な買い物スタイル」ではなく、動画を見ながら買い物をする新たなスタイルが生まれてきています。

テクノロジーの発展が進む現代、バーチャル空間上でよりリアルに近い買い物体験ができるようになってきているのです。人々が直接店に足を運ぶことなく、あらゆるモノを不安なく買えるようになる日はそう遠くないかもしれません。

今回は、次世代のECとも呼ばれている動画コマースについてご紹介します。

目次

  1. 今注目を集める「動画コマース」という新たな手法

  2. 動画コマース3つの特徴

    1. 静止画よりも、よりリアルに近い情報を得ることができる

    2. よりリアルな利用シーンを想像することができる

    3. 購入やシェアなどのアクションに繋がりやすい

  3. 動画コマースの象徴事例

    1. フリマアプリ「メルカリ」が展開する「メルカリチャンネル」

    2. YouTuberに特化したプロダクション「UUUM」が展開する「ムー・ドットコム」

    3. ネットTV「AbemaTV」が展開する「買えるAbemaTV社」

  4. 動画コマースに向いている商材とは?

  5. プラットフォームの決め手は「ユーザーへの動機付け」

今注目を集める「動画コマース」という新たな手法

動画コマースは、動画を視聴しながら「その動画上で」商品を購入できる、新たなECの形態です。従来型のECサイトでは、写真と説明文のみで商品の特徴を把握しなければならず、実際の質感や大きさ、デザインを把握しづらい、といったデメリットがありました。

その点、動画コマースでは、モデルやインフルエンサーが動きを加えながら商品の説明を行うため、実際の使用感や質感、角度によって異なるデザインなどを把握しやすい、という特徴があります。

イメージとしては、テレビショッピングの番組に近いかもしれません。実際に動きの中で商品を確認できるため、利用イメージが湧きやすいといった評価の声も出てきています。

動画コマース3つの特徴

動画コマースの特徴を3つにまとめると、次のようになります。

静止画よりも、よりリアルに近い情報を得ることができる

静止画の世界(2D)ではなく、動画の世界(3D)で商品を確認することができるため、より実際に近い情報を得ることができます。動きの中で視覚的に確認できることで、商品の上質さや手軽さ、その他の詳しい情報も細かに得ることができます。

よりリアルな利用シーンを想像することができる

実際の動きの中で商品を見ることで、従来は「静止画と静止画の間にあった動き」も把握できるようになり、実際に利用する場面に近い形で商品を確認することができます。例えば、インテリア用品や機械用品であれば、組み立てや起動方法なども確認することができ、購入前に抱いていた不安を解消することも可能になります。

購入やシェアなどのアクションに繋がりやすい

実際に動いている場面を見ながら購買を決めることができる他、そのままSNS上でのシェアを行うこともできるため、「自然な流れで次のアクションに繋がりやすい」といった利点が挙げられます。
TwitterやFacebookよりも、YouTubeなどで動画を見ている時のほうが気分が高揚しやすい、といった感覚をイメージすると、動画コマースがもたらす影響力を理解しやすいはずです。

動画コマースの象徴事例

海外と中心に新たなトレンドとなりつつある動画コマースですが、国内での既に始動しているサービスがいくつかあります。例えば、次のようなものが挙げられます。

フリマアプリ「メルカリ」が展開する「メルカリチャンネル」

「メルカリチャンネル」は、出品者と購入者を直接繋ぐCtoC型の動画コマースです。従来は交渉が発生することも多いメルカリですが、動画コマースを取り入れることによって、出品者は新たな商品の訴求手段を得ることができます。また、ユーザーは相手の顔を見て購買の判断を行うことができるため、これまでよりも安心感を持って買い物を行うことができる、という仕組みです。

YouTuberに特化したプロダクション「UUUM」が展開する「ムー・ドットコム」

YouTuber専門のマネジメント・プロダクションである「UUUM」も、「ムー・ドットコム」という動画コマースを開始しています。若年層向けに食品やコスメ、ファッション商材など幅広く販売しており、今後もYouTuberを基点にした新たな展開が期待されています。

ネットTV「AbemaTV」が展開する「買えるAbemaTV社」

サイバーエージェントとテレビ朝日が運営する「AbemaTV」が放映する番組名でもある「買えるAbemaTV社」。ハンバイヤー(販売員)がおすすめの商品を番組上で紹介し、その場で売る、というスタイル。「新たな通販番組」との位置づけ通り、番組の構成自体にもオリジナリティがあり、これまでにない買い物体験を生み出しています。

動画コマースに向いている商材とは?

様々なサービスが立ち上がりつつある動画コマース市場ですが、現段階では、食品からファッション、玩具まで、商材を限定せずに展開されています。動画の特性上、視点が移動できることから、今後は放映・録画場所をスタジオに限定しないケースも増えてくるのではないでしょうか。

プラットフォームの決め手は「ユーザーへの動機付け」

まだプラットフォーム型のサービスやソリューションこそ多くないものの、肝になるのはやはり「サイトや管理画面のUX」と言えるでしょう。多くの場合、コンテンツは出品者が用意することになるため、いかに簡単に動画を作ることができるかが重要になります。同時に、購入者はいかに簡単に購入できるか、という点が肝になります。

今後、動画コマースの各サービスが利用者・出品者にどのような体験をもたらすのか、一向に目が離せません。

マーケティングのサプリ編集部

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