65歳以上の高齢者は2020年には3600万人を超えると言われている。カナダの総人口にも匹敵するこの巨大市場を単に「シニア」と一括りにして済むとは決して思わない。
そこで当研究室では、勤労・健康状態・介護など生活上重要な要素を鑑み、シニアをまず4つの類型に分けている。その基本的な紹介がこのホワイトペーパーである。
資料詳細説明
当研究室におけるシニアの類型は以下の4つである。
1)アクティブ・シニア
健康な就労者。文字通りアクティブな行動様式を持ち、モノ・コト両面での活発な消費を惜しまない人たちを指す。従来型シニアの典型と言え、「動くホテル(豪華列車)」や「孫に贈る高級ランドセル」などの消費が典型例。
2)ディヘンシブ・シニア
健康ではあるがすでに就労とは離れ、年金中心の家計で生活を営んでいる人を指す。堅実な「守り」のグループ。決して派手ではないが、必需品を中心に確実な消費が見込める。シニアの4類型の中では最も市場規模が大きな、サイレントマジョリティである。
人は歳をとると徐々に聴力が低下してゆく。60代くらいになると、聞こえが悪くなったと自覚する人が増える。
3)ギャップ・シニア
やりたいこととできることの間に「ギャップ」があり、それを前向きに努力して補おうとするのではなく、あきらめている人。放っておけば要介護になる危険性がある。日本総合研究所が命名した概念である。
4)ケア・シニア
要介護等の認定を受けている人たちを指す。受益者と決済者が異なる、インフルエンサが介在するなど、他の3類型とは異なる市場特性を持つ。ニッチな所まで企業が進出している飽和市場だが、版面IOTへの親和瀬も高い。
このホワイトペーパーでは、それぞれの類型について解説するとともに、類型ごとにより細分化し、ニーズと商材のあり方のヒントを提供している。
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対象業種 |
全業種 |
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対象企業規模 |
企業規模問わず |
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