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日本クレジット協会などが制定した本人認証導入ガイドラインの推進に向け、独自の本人確認・認証サービスによりクレジットカードの不正使用被害の防止に貢献していくことを表明

公開日:2010/12/24

株式会社スマートリンクネットワーク(本社:東京都港区 代表取締役社長:菅沼 祐一 以下「スマートリンク」)は、社団法人日本クレジット協会(所在地:東京都中央区 会長:堀部政男 以下「JCA」)と日本クレジットカード協会(所在地:東京都港区 会長:佐々木宗平 以下「JCCA」)が平成22年12月14日付で発表した「新規インターネット加盟店におけるクレジットカード決済に係る本人認証導入による不正使用防止のためのガイドライン」を受け、カード会員がインターネット上で安心してクレジットカード決済を利用できる環境を構築していくため、スマートリンク独自の本人確認・認証サービス「認証アシストサービス」*1と、クレジットカード会社が推奨するパスワード認証「3Dセキュア」*2を積極的にインターネット加盟店に推進していくことを表明しました。


■ 本ガイドライン制定にあたっての、スマートリンクの対応

 スマートリンクは、クレジットカード会社が推奨する「3Dセキュア」に加え、当社独自サービスである本人確認・認証サービス「認証アシストサービス」が本ガイドラインで定められた「カード会社が保有する情報との一致による認証」を業界で唯一実現する認証サービスであることから、新規インターネット加盟店に積極的に導入を推進していくことで、インターネット上におけるクレジット決済環境の安全性確保に向けて寄与していくことを表明しました。
 また、当社の株主である大手クレジットカード各社と連携し、既存インターネット加盟店に対するガイドライン策定に対しても協力するとともに、業界の安全性・健全性確保に向けて更なる認証機能の強化にも取り組んでいきます。

※スマートリンクを利用する既存インターネット加盟店は、利用加盟店数:2万店以上、年間取引件数:2億件以上。

■「クレジットカード決済に係る本人認証導入による不正使用防止のためのガイドライン」の制定の背景と概要

 クレジット業界では、インターネット商取引における不正使用防止策として、旧社団法人日本クレジット産業協会で「インターネット商取引におけるクレジットカード決済に係る本人確認強化によるなりすまし防止対策のための行動計画」(平成19年3月23日)を取りまとめ、売上上位のインターネット加盟店に対して本人認証手段の導入を推進してきました。
 しかしながら、インターネット商取引市場の成長に併せて、「クレジットカード番号」と「有効期限」のみで決済が完了する加盟店に関しては不正使用被害が増加しており、これら不正使用によって詐取された資金は反社会的勢力の資金源にもなっているおそれもあり、社会的リスクにも繋がっているという現状が問題となっています。
 これらの状況を踏まえ、JCAとJCCAでは、平成23年3月以降の新規インターネット加盟店に対して、(1)クレジットカード券面に記載されている3〜4桁の「セキュリティコード」に加え、(2)クレジットカード会社の推奨するパスワード認証「3Dセキュア」の他、「カード会社が保有する情報との一致による認証」、「公的機関発行の証明書記載の情報との一致による認証」のいずれかを導入することを加盟店契約締結の原則とするガイドラインをこの度制定しました。

■ クレジット決済代行システム「e−SCOTT」と「認証アシストサービス」の特長

 スマートリンクが提供するクレジット決済代行システム「e−SCOTT」は、大手クレジットカード会社とダイレクト接続をすることにより、不正利用対策として業界唯一のソリューションである、独自の本人確認・認証サービス「認証アシストサービス」を実装。クレジットカードの使用可否の判定結果を1〜2秒程度でスピーディーに返戻し、クレジットカード決済を行うお客様に待ち時間の長さなど、無用なストレスを与えず、安心・安全な決済を実現しています。
 また、本システムは、クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準である「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard(以下、PCI DSS)」に5期連続で完全準拠。国際規格のISMS認証を取得するなど、セキュリティ上、堅牢な決済システムとなっております。

 スマートリンクでは、クレジットカード決済やオンライン収納代行(コンビニ決済)サービスなどの決済サービス、およびSSLサーバ証明書販売やPCI DSS準拠支援サービスなどのセキュリティサービスを通して、拡大する事業者様のニーズにより柔軟に対応し、ECをはじめとする非対面取引のさらなる発展に貢献してまいります。

*1「認証アシストサービス」とは、本人属性情報を、オーソリゼーション(カードの与信照会をすること)と同時に照合する本人確認・認証スキームです。
*2「3Dセキュア」とは、カード会員があらかじめ登録したパスワードを利用するインターネット取引の本人確認手段です。

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