シニアマーケットの専門機関である株式会社シニアコムは、2014 年9月に50歳以上の男女に対して、「敬老の日と年齢に関するアンケート」と題した調査を実施しました。
この調査は2011年、2013年にも65歳以上を対象に実施したもので、2014年にも同様に「敬老の日」を向かえるタイミングで、年齢に対する意識やシニア/シルバー向けのサービス・割引の利用状況などを聴取しました。
このリリース<Part1>では、65歳以上の調査結果を抜粋し、2013年調査との比較をメインに、いくつかの項目をご紹介します。
資料詳細説明
《調査結果サマリー》
世間一般に高齢者とされる65歳以上の方の「認知年齢」(気持ちの上で自身が認識する年齢)を聴取したところ、80%以上が実年齢より若いと回答しており、特に75歳以上の「11~15歳」若いという回答が、2013年調査より2倍近く増えており、高齢になるほど、「認知年齢」と実年齢のギャップ、若返りの傾向が増していることが分かりました。
年齢に関するものとして「シニア/シルバー向けの割引」(65歳以上向けの割引など)にフォーカスすると、全体の7割以上が能動的に利用する結果となり、これは2013年、2014年調査ともに、状況によっては実年齢を受け入れて、メリットのある割引を選ぶ“ちゃっかり利用”は継続していることがわかりました。
電車やバスで年配者だと思われて席を譲られたケースでは、まだ自身が若い意識から、座席を譲られることにショックを受ける、というのが「64-75歳」が顕著でしたが、2014年調査では「75歳以上」でも戸惑いを感じているという意見が多数あり、ここでも「認知年齢」の若返りが見てとれました。とはいえ、優先座席の利用機会は微増しており、利用できるものは受け入れて“ちゃっかり”利用するという傾向が見てとれました。
対象業種 |
全業種 / 全業種 |
---|---|
対象企業規模 |
企業規模問わず |
|
【株式会社シニアコムのその他の資料】
- 50歳以上の方限定の「楽しむ、つながる」コミュニティサイト
- 5分でわかる!シニアマーケット入門書
- すぐわかる!シニアの七つの消費意識 ~シニアは何に価値を生み出すのか?~
- シニア参加型販促プロモーションのご紹介 「大人の社会科見学」プロジェクト
- 『シニアコム.JP』体験型販促プロモーションのご紹介
- R75 75歳以上の後期高齢者を対象にした調査
- シニアコム“ならでは”のマーケティングリサーチ
- シニアの徹底解剖Vol.17-シニアのパソコン・インターネット利用-
- シニアに向けた簡易パッケージ調査
- シニアの徹底解剖Vol.18-2013年版 「敬老の日」にあわせた65歳以上の意識調査-
- シニアの徹底解剖Vol.19-消費税率の引き上げにともなう消費意識調査-
- シニアの徹底解剖Vol.20-シニアを対象にした食に関するアンケート調査-
- シニアの徹底解剖Vol.21-シニアを対象にした春の国内旅行に関するアンケート-
- シニアの徹底解剖Vol.22-有料老人ホームに関するアンケート調査-