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通販・ECマーケティング特集&プロフェッショナルインタビュー
GMOシステムコンサルティング株式会社
マーケティング部 部長 渡邉浩平氏
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国別の実情に合わせたプロモーションを効率化
越境ECの売り上げを伸ばす秘訣
本資料では、越境ECを検討していたり、既に越境ECをスタートしているケースで、売り上げを伸ばすためのポイントを解説しています。
ユニークさや品質面から引き合いの多い日本製品を、海外で販売するための「越境EC」が注目を集めています。製品の販路をワールドワイドに拡大することで、新たなビジネス展開を狙う企業にとって、越境ECの仕組みをどのように整えるかは、大きな課題になっているはずです。
これから越境ECに取り組むにはどのような点に留意すべきなのでしょうか?また、既に越境ECを始めている場合、どんな点を見直すべきなのでしょうか?
ECサイトの構築やコンサルティングで豊富な実績を持つ、GMOシステムコンサルティングの渡邉氏に、越境ECをビジネスとして成功させるための秘訣を伺いました。
まず、越境EC市場の現状についてご説明しましょう。経済産業省の『平成 28 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)』によれば、アメリカから日本製品を購入した金額は6156億円で対前年比14.4%増、中国から日本製品を購入した額にいたっては1兆366億円となり対前年比は実に30.3%増という実績となっています。
今後も2桁成長が見込まれ、海外への販路拡大はECを手がける企業にとって大きな可能性を秘めています。
とはいえ、越境ECにおける明確な勝ちパターンは、まだ存在していないのが実情です。その背景には、国ごとに「何をどう見せればいいのか」という訴求も変わってきますし、現地での配送や決済をどうするかという「EC自体のしくみ」の問題があるからです。
例えば、中国や台湾では、ECサイト上で動画を見せ、リアルタイムのチャットで商品を販売するという手法が広がっています。テレビの通販番組をEC版というイメージですが、チャットで価格交渉も行えます。このように、日本では馴染みのない手法が盛んである国や地域があることから、国ごとにプロモーションをどう変えるかは、越境ECでは重要なポイントになります。
ECのしくみという点では、オープンソースで無償なことから「Magento」を利用されている企業や検討される企業が多くいらっしゃいますが、オープンソースのためセキュリティ対応や不具合の対策を自社で行わなければならないという課題に直面します。また、実装面ではプラグイン同士が競合することで不具合が発生しがちです。また、その他の構築手段として、現地のモールを利用する手もありますが、システムの制約上デザインの自由度が低かったり、SEOのためのタグの埋め込みの自由度が低いというケースがほとんどです。そのため、自社のブランディングを重視し、自社サイトでECを行いたいという企業にとっては、現地モールは使えず、自社で配送や決済までのしくみを整えなければなりません。
「国ごとのプロモーションをどうするか」という点と、「どのような越境ECのしくみを構築するか」という2点がハードルとなり、越境ECにトライしたくても、どこから手を着ければわからないという企業が多いのが実情でしょう。また、既に越境ECを始めていても、思ったような売り上げにつながっていないという声も多く耳にします。
越境ECの2大課題を解決するために、GMOシステムコンサルティングでは2017年3月に越境ECサイト構築ソリューションである「ecOrigins(イーシーオリジン)越境」をローンチしました。
「ecOrigins越境」の特長は、まずカスタマイズが非常に少なく済むという点にあります。「ecOrigins越境」は越境ECで求められる機能をフルに搭載しているため、「こんなことをしたいから、機能をカスタマイズしてアドオンしなければ」ということが、ほとんど発生しません。国ごとに異なる会員フォームの設定や送料計算に必要な重量の設定、海外決済の手法にもきめ細かく対応しています。
また、多言語、多通貨の対応も重要なポイントです。これまでも越境EC向けに多言語、多通貨対応をうたっている製品やサービスもありましたが、顧客が見るECサイトの画面(フロント画面)を対象としたものでした。「ecOrigins越境」では、管理画面側も多言語対応可能で、かつ基軸通貨を設定することで他の通貨にレート変換を行うことができます。本格的な越境ECの展開が可能なオリジナルの機能を実装していることが大きな違いです。
国ごとにサイトデザインを変えたり、必要な機能を変えたりすることが、1つの管理画面から柔軟に行えます。とある食品会社様では、越境ECサイトの立ち上げを対応をノンカスタマイズで、わずか3ヶ月で実現いたしました。
管理画面の多言語化により、問い合わせのメールやチャットボットによるリアルタイムの問い合わせに対して、現地語を理解している担当者に行ってもらう際、スムーズな運用が可能になります。
GMOシステムコンサルティングでは、各国での効果的なプロモーションや各国の文化に即したサイトデザイン制作などに長けた様々なパートナーとアライアンスを組んでおります。
特に越境ECでの検討ポイントとなる海外への物流や現地配送も含めたラストワンマイルの問題についても、ソリューション紹介が可能です。
「ecOrigins越境」は、越境ECをすぐに始めることができる点も大きな特長です。前述のようにノンカスタマイズで本格的な越境ECが構築できることから、短期間で越境ECサイトをリリースすることも可能になります。
料金体系はレベニューモデルを採用しています。越境ECで、いきなり大きな売り上げが見込めるケースはさほど多くはありません。にもかかわらず、高額な固定の料金が毎月かかるとなると、ECサイトの運営が軌道に乗るまでの負担は大きなものになってしまうでしょう。「ecOrigins越境」は、構築後はECサイトの成長に合わせて、売上げの一部をいただく成果報酬(レベニューシェア)モデルとすることで、「まずは越境ECを始めてみる」というお客様をサポートしていきたいと考えております。
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国別の実情に合わせたプロモーションを効率化
越境ECの売り上げを伸ばす秘訣
本資料では、越境ECを検討していたり、既に越境ECをスタートしているケースで、売り上げを伸ばすためのポイントを解説しています。
PROFILE
GMOシステムコンサルティング株式会社
マーケティング部 部長
渡邉浩平
KOHEI WATANABE
【渡邉 浩平氏】
SIer、ECベンチャー、事業会社などを経て2017年よりGMOシステムコンサルティングに参画。これまで金融機関向けのソリューション営業を経験したのち、ECサイト構築のコンサルティングや提案活動、新規事業企画に従事。現在は「ecOrigins」の立ち上げからプロダクトマーケティング・事業開発を担当。越境ECをはじめとした、グローバル展開を図る企業様の課題解決を図るべく様々なパートナー企業との連携を推進中。
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