「2016年版 静電容量方式タッチパネル・部材市場の徹底分析」のご案内
企業名:株式会社矢野経済研究所
静電容量TPのアウトセルメーカーは厳しい局面に差し掛かっている。G2やG1Fなどを中心に展開してきたガラスセンサー市場ではWintekに続きCandoも会社更生手続きを申請するなど、TPメーカーの淘汰が始まった。この背景には、インセルやオンセルの台頭、アウトセル自体の技術革新スピードの鈍化と、スマートフォンやタブレットPCなどのユーザー市場の成長鈍化があり、「価格」を競争軸としてきたTPメーカーは整理淘汰の対象となっていると言える。TPメーカーが再成長にベクトルを向けるためには、低価格のみを要求し技術革新をもたらさないユーザーや、価格のみがユーザーにとっての話題となるTP構造などを切り捨てることから始めるべきではないか。これら「レガシー」から手を引くとともに、本来そこで注ぎ込むはずであったヒト・モノ・カネを原資に据え、車載や大型などの新規用途や、TP+αとなる新たな技術の付与等により、いま一度最先端分野にシフトすることが求められている。
資料詳細説明
■本資料の概要
第1章:静電容量方式タッチパネル・部材市場の徹底分析
レガシーな技術と顧客から決別し、もう一度、最先端を突き進め!
第2章:静電容量方式タッチパネル市場の現状と展望
ガラスセンサー陣営は総崩れ、フィルムセンサー陣営も下り坂
市場立ち位置の柔軟な変化こそが打開策
第3章:静電容量方式タッチパネル部材市場の現状と展望
1.透明導電性フィルム市場
ITOフィルムメーカーの淘汰は一段落、非ITOではペン入力対応需要が拡大
低抵抗化の取組みを新規用途開拓につなげ
1-1.ITOフィルム
2.カバー市場
ミドルエンド以下の機種でもガラスカバーの採用が拡大
樹脂カバーは「割れない」「曲面対応」を最大限にアピールした用途開拓を
3.OCA市場
TP/LCD用に加え、インセル・オンセル用OCAの需要が堅調に
4.引き出し線材料市場
フィルムセンサー用Agペーストで中国勢による価格攻勢激化
4-1.メタル系スパッタリングターゲット
4-2.導電性ペースト
第4章:静電容量方式タッチパネル・部材メーカーの動向
発刊日:2016/03/28 体裁:A4/244頁
書籍:定価 160,000円 (税別)
PDFレギュラー(事業所内利用限定版):定価 160,000円 (税別)
セット(書籍とPDFレギュラー):定価 190,000円 (税別)
PDFコーポレート(法人内共同利用版):定価 320,000円 (税別)
セット(書籍とPDFコーポレート) :定価 350,000円 (税別)
対象業種 |
全業種 |
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対象企業規模 |
企業規模問わず |
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