『世界で最もクリエイティブな国デンマークに学ぶ 発想力の鍛え方』
クリスチャン・ステーディル/リーネ・タンゴー 著
関根 光宏/山田 美明 訳
クロスメディア・パブリシング
2014/12 336p 1,980円(税別)
原書:In the SHOWER with PICASSO(2012, 2014)
1.誰もがもっとクリエイティブになれる!
2.既存の枠の限界ぎりぎりへ足を踏み出す
3.情熱は創造プロセスの原動力
4.人魚姫とデートする
5.受け継がれる天才の仕事
6.疑念と不安を力に変える
7.ブレイクスルーを得る方法を見つける
8.薬物でクリエイティビティは高まるのか?
9.クリエイティブな企業文化
10.ブレイクスルーの快感、クリエイティブな作業空間
他、全18章
【要旨】
北欧にある人口560万人ほどの小さな国、デンマーク。日本と同様に国土面積が限られ、天然資源にも恵まれていないにもかかわらず、国民一人当たりのGDPで日本を上回るなど、高い国際競争力を有している。その秘訣の一つは「クリエイティビティ」だ。玩具メーカーのLEGOをはじめとするアイデアあふれる企業が数多く存在するデンマークは「世界一クリエイティブな国」とも賞される。本書では、デンマークの企業や組織、そこで活躍する人を対象としたインタビューをもとに、同国の強さの秘訣であるクリエイティビティがどのように生まれているのかを明らかにしている。著者のクリスチャン・ステーディル氏はスポーツブランドhummelのオーナーでトアニコグループCEO。リーネ・タンゴー氏はオールボー大学心理学教授。