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凄まじい影響力を持つ中国ネットインフルエンサー「網紅(ワンホン)」の実態と活用方法

記事チラ見せ

●凄まじい影響力を持つ中国ネットインフルエンサー
 「網紅(ワンホン)」の実態と活用方法

今や中国は世界最大のインターネット人口7.21億人を誇るネット先進国だ。その中で中国最大のSNSサービスWeibo(微博)が先日Twitterの時価総額を超えたように、SNSの影響力や経済規模も爆発的に伸びてきている。そんな中、日本ではそこまで流行していないカルチャーである、ネットインフルエンサー「網紅(ワンホン)」が凄まじい影響力を持つようになってきている。今回はなかなかイメージしにくい網紅の実態と、企業が中国に進出する際に網紅を活用するための方法を紹介していきたい。

●そもそも網紅(ワンホン)とは

まず、日本のカルチャーからするとなかなか理解しにくい存在である網紅。芸能人ほどの一般的な知名度は持たないが、ネット上で多くのフォロワーを集めて有名になり影響力を持った動画や生放送を中心に活動するインフルエンサーだ。

最近の網紅はアナウンサーやモデルなど元々有名であった人がなるケースも少なからずあるようだ。本来、KOLと網紅は“インターネット上の有名人”という同じ意味を持つが、近年はKOLのほうがやや広義でとらえられることが多く、動画だけでなく、Weibo・Wechat上での投稿などを活用した幅広いインフルエンサーを指す。

一方で網紅は特に動画を駆使して活躍するインフルエンサーをあらわすことが多いようだが、その使い方や定義は中国国内でもここ最近では曖昧になってきているようだ。昨日まで普通の大学生が一夜にして動画が注目を浴びて数ヶ月で数百万人のフォロワーを得るケースや、1時間の生放送で1,300万円の収入を得るケースなど、驚かされる事例には事欠かない。

記事でご紹介していること

  • ●凄まじい影響力を持つ中国ネットインフルエンサー 「網紅(ワンホン)」の実態と活用方法
  • ●そもそも網紅(ワンホン)とは
  • ●中国で網紅が受け入れられる背景と網紅の特徴
  • ●企業が網紅を活用する際に重要な4つのポイント
  • ●日本企業が中国市場に進出するために必要なマインドセット
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