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記事チラ見せ
●はじめに
ここ1年程度で急激にEC業界のバズワードに躍り出た“越境EC”。既に一部の企業では越境ECに本格的に取り組んでおり、昨年の独身の日(11月11日=ダブルイレブン)にはユニクロがTmall内全体でも4位となる115億円の売上を1日で作るなど、日本企業も徐々に中国国内でのプレゼンスを高めつつある。また中国サイドから見てもEC全体の売上の40%が越境ECだというデータもあるほど、中国国内でも海外から商品を購入することは日常と化してきているのだ。しかし、そのような中でもやはりまだ越境ECに本格的に着手できない日本企業が多いのが現状だ。そこで今回は、中国国内で企業も商品も全く知られていない状態から、Weibo・WeChatという2大SNSを活用してどのように売上を作っていくのか、初期認知の獲得とブランディングについて考えていく。
※当記事はWeibo・WeChatへの広告配信サービスを提供するアライドアーキテクツ社から情報提供を受け、中国国内における2大SNSを活用した初期認知とブランディング手法のうちの1つを解説した記事である。
<参考>
アリババの怒涛の買収攻勢はアジアのEC業界をどのように変えていくのか
そもそも越境ECってどんなモノがどんな理由で売れるのか - データから見るポテンシャルと傾向
●中国におけるWebマーケティングに関わる5つの特性
中国市場は日本国内の市場と大きく異なる部分もあり、同じ部分もある。特にWebマーケティング領域について、その特性を5つ見ていこう。
CtoCサービスからBtoCサービスへ
今、日本ではBtoCのECサービスからメルカリなどをはじめとするCtoCのECサービスが盛り上がってきているが、中国では真逆の経緯を辿っている。そもそもオンライン上で最初に活性化したのはCtoCのECサービスTaobaoであり、TmallなどのBtoCサービスは後発だ。
記事でご紹介していること