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記事チラ見せ
●はじめに
当たり前の話だが、オンラインでモノを買うためには“決済”することが求められる。オンラインでの決済方法には、オンラインで完結するものとしないものがある。
オンラインで完結するものとしては、クレジットカード決済やアマゾンや楽天をはじめとしたID決済などがある。
オンラインで完結しない決済方法としては、代金引換、銀行や郵便局での振込・振替、コンビニ支払いなどがある。
総務省の通信利用動向調査によると、ネットショッピングの決済方法として、6割以上の人がクレジットカードを利用していると答えている。代金引換やコンビニでの支払いは4割程度だ。
そんな中、3年ほど前から徐々に浸透してきている「後払い」という新しい決済方法が認知を高めている。
今回はECサイトの決済手段としての後払い決済について考えていき、各社のサービス提供状況をみていきたい。
●そもそも後払い決済とはどういうものか
後払い決済とは、購入者は商品を先に受け取り、後でコンビニや銀行、郵便局等で代金を支払う決済方法だ。ユーザーからすると先に商品を受け取ることが出来るので安心だ。
一方、各ECサイトに導入するために、それらを代行するサービスが存在し、それらの代行サービス各社は購入店舗から注文した際に売買代金の債権譲渡を受けて、請求書の発行と代金の回収を行う。購入者が商品を受け取り後、購入者の支払状況に関わらず商品代金を立て替えてくれるため、ECサイト事業者からすると未回収リスクのない決済方法であり、こちらも安心だ。
記事でご紹介していること