Twitter(X)の公式マークの付け方や費用は?取り消されることもあるってホント?

SNSマーケティング
SNSマーケティング

世界中で利用されているTwitter(X)には、アカウントの信頼性を高めるための公式マーク(認証バッジ)というシステムがあります。

Twitter(X)を通じて情報発信をしている個人・企業・行政などにとって、なりすましではなく本物のアカウントであることの証明となる公式マークは非常に大切なものです。

そこで今回は2024年2月7日現在の公式マーク(認証バッジ)の付け方など、下記項目について解説していきます。

  1. Twitter(X)の公式マークとは
  2. Twitter(X)の公式マークの付け方
  3. Twitter(X)の公式マークにかかる費用
  4. Twitter(X)の公式マークは取り消されることもある!
  5. Twitter(X)の公式マークの付け方まとめ

Twitter(X)の公式マークとは

Twitter(X)の公式マークとは「認証バッジ」のことで、一定基準を満たした政府機関や著名人、キャラクターといった知名度のあるユーザーに付与されていたことから「公式マーク」と呼ばれていました。

イーロン・マスク氏によってTwitterが買収され、2023年7月24日に名称が「X」へと変わったあと、公式マークの取り扱いについてもルールが変更されています。

従来は、関心を集めるアカウントであるとTwitter社が判断した場合に認証が受けられるようになっていました。Twitter社から該当アカウントのユーザー対して個別に提案があり、ユーザーが承認すると公式マークが付与されるという流れです。

現在はどのような流れになっているのか、説明していきましょう。

Twitter(X)の公式マークの付け方

Twitter(X)の公式マークの付け方

Twitter(X)の公式マークは青色・金色・灰色の3種類です。ここからは、それぞれの意味と付け方について解説します。

青色のチェックマーク

青色のチェックマークは、有料サブスクリプションサービス「X Premium(旧:Twitter Blue) 」に加入していて、一定の基準を満たしているアカウントに付与されるバッジです。著名人や企業でなくても、X Premiumに加入していれば一般人でも付与されます。

一定の基準とは、次の通りです。

・情報に不備がないこと: 対象のアカウントには表示名とプロフィール画像が設定されている必要があります。

・アクティブに利用されていること: Xプレミアムにサブスクライブするには、対象のアカウントが過去30日間にわたってアクティブである必要があります。

・セキュリティ: 認証対象のアカウントには、確認済みの電話番号が登録されている必要があります。

・欺瞞的行為に加担していないこと:
対象のアカウントには、プロフィール画像、表示名、またはユーザー名(@で始まる  名前)を最近変更していないことが求められます。

対象のアカウントには、誤解を招く情報や虚偽情報の流布を行っている兆候が認められないことが求められます。

対象のアカウントには、プラットフォーム操作やスパム行為に加担している兆候が認められないことが求められます。

Xヘルプセンター

X Premiumの加入自体はこちらからすぐにできますが、公式マーク付与のための審査には時間がかかる場合があります。すぐに青いチェックマークがつかなくても安心しましょう。

金色・灰色のチェックマーク

金色のチェックマークは、有料サブスクリプション「Verified Organizations (X認証済み組織)」に登録して、Xから認証を受けた事業者・企業アカウントに付与されます。個人が獲得することはできません。

灰色のチェックマークは、Xが公式に認証している政府機関の公的アカウントや国際的な機関のアカウントに付与されます。金色のチェックマークと同様に「Verified Organizations (X認証済み組織)」の登録が必要です。

X認証済み組織になると、関連する個人や企業・ブランドを、自分のアカウントにいくつでもリンクできます。

認証までの流れは次の通りです。

  1. こちらから資格基準に関する情報をフォームに入力
  2. 支払情報を入力
  3. Xによるアカウント審査
  4. 承認後にチェックマークが付与される

X認証済み組織の参加資格については、次の通りです。

・認証を申請する組織は、審査対象となるアクティブなXアカウント、組織の現在のメールアドレス、現在のウェブサイトドメインを登録の際に提供する必要があります。

・認証を申請する組織は、認証の審査対象となるアクティブなXアカウントにアクセスし、管理できることが必須となります。新しいサブスクリプションを有効にする際、アカウントの認証が求められます。

・政府機関の場合、政府機関の公式メールアドレス(ドメインが「.gov」などのメールアドレス)を入力する必要があります。

・組織のプロフィールには、すべての項目が漏れなく設定されていて、正しいプロフィール画像、自己紹介、表示名が掲載されている必要があります。

Xヘルプセンター

Twitter(X)の公式マークにかかる費用

Twitter(X)の公式マークを付けるための費用は、それぞれ次の通りです。

青いチェックマーク

X Premiumにはベーシック・プレミアム・プレミアムプラスの3種類あります。それぞれ、Webサイト経由とスマートフォンアプリ経由で料金が異なるため注意しましょう。

2024年2月7日時点での料金は次の通りです。

料金(Webサイト経由)料金(スマートフォンアプリ経由)
ベーシック月額:368円
年額:3,916円
月額:600円
年額:6,000円
プレミアム月額:980円
年額:10,280円
月額:1,380円
年額:14,300円
プレミアムプラス月額:1,960円
年額:20,560円
月額:3,000円
年額:35,000円

Webサイトから申し込む場合、支払い方法はクレジットカードのみです。スマートフォンアプリから申し込むと、キャリア決済やiTunesカード、Google Playカードなどが利用できます。

金色・灰色のチェックマーク

Verified Oraganizations (X認証済み組織) の料金は月額135,000円、年額1,360,800円で、関連アカウントを追加するたびに、アカウントごとに月額8,000円が追加で発生します。

Twitter(X)の公式マークは取り消されることもある!

公式マーク(認証バッジ)は、一度認証されたら永久に付与されるわけではありません。Xの利用規約や購入規約に違反した場合は、予告なく公式マークが取り消されるケースがあります。

特に、次のような行為は厳禁です。

・ヘイトスピーチ、差別的な内容を含むポスト
・偽情報の拡散
・スパム行為

これらは公式マークの取り消しだけでなく、アカウント自体が凍結される可能性もあります。ポストの内容だけでなく、リポストする内容にも十分注意しましょう。

Twitter(X)の公式マークの付け方まとめ

Twitter(X)の青色、金色、灰色チェックマークそれぞれの付け方や費用をご紹介しました。

広報やマーケティングでTwitter(X)を使う企業にとって、公式マーク(認証バッジ)は欠かせないものです。なりすましによる被害を未然に防ぎ、適切にアカウント運営をするためにも、加入条件をしっかりチェックして申請するようにしましょう。

おすすめ資料(ホワイトペーパー)を朝8:00に毎日配信中

\メールアドレスだけ!/

株式会社マーケメディア|ロゴ

マーケメディア編集部

株式会社マーケメディアが運営するマーケティング資料ダウンロードサイトの「マーケメディア」です。 マーケメディア

マーケメディアのFacebookです。 @markemedia2022

マーケメディアのTwitterです。 @Marke_media

マーケメディアでは、SNSマーケティングに関するお役立ち情報を発信しています。
SNS関連のお役立ち資料をダウンロード
マーケメディアにホワイトペーパーを掲載する(バナー)
マーケMEMO

コメント

タイトルとURLをコピーしました