ビジネスにおいて今や欠かせないマーケティングツールとなったSNS。中でもインスタを利用して集客を行うにはどのような点を意識したらよいでしょうか。本記事ではインスタ集客を成功させるコツとよくある失敗をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
現代のビジネスにおいて、SNSは今や欠かせないマーケティングツールとなっています。その中でもインスタは、特に若年層を中心に人気が高く、多くの企業が注目しているプラットフォームです。
この記事では、そんなインスタでの集客を成功させるためのコツや、具体的なステップ、やりがちな失敗についてご紹介していきます。是非参考にして、ビジネスを成功につなげるノウハウを身に付けてください。
SNS集客をインスタで行うメリットとは?
Instagram(インスタグラム、通称インスタ)は、2010年にサービスが開始されたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。世界中で数十億人のユーザーを抱えているといわれており、特に若い世代に人気があります。
近年、Twitter・Instagram・LINE・TikTok・Facebookが五大SNSと呼ばれ、さまざまなSNSが企業の公式アカウント運用に使われています。その中でインスタを選択して集客に利用するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
5つのポイントにまとめてご紹介していきます。
メリット①:ユーザー数が多く情報が広範囲に届けられる
インスタは世界中にたくさんのユーザーがおり、日本でも約3300万人が利用しているといわれています。インスタを利用している人数が多いからこそ、発信した情報を広範囲に届けられます。
また、企業や商品について認知はしていないけれどニーズがある状態の潜在顧客にも情報が届きやすくなります。
メリット②:商品やサービスの魅力をビジュアルで伝えられる
インスタはSNSの中でも、写真や動画といったビジュアル面での訴求が強いのが特徴です。情報を視覚的にアピールできるのでテキストでの宣伝よりも印象に残りやすく、商品やサービスの特徴や魅力をわかりやすく伝えることができます。何気なく画像をみているユーザーにも、商品やサービスの魅力を発見してもらいやすいでしょう。
また、画像のイメージを統一させることで企業のブランディングも可能です。
メリット③:ハッシュタグの活用でターゲットユーザーにアプローチしやすい
インスタの投稿にハッシュタグをつけると、同じハッシュタグのついた投稿をまとめて閲覧することができます。ハッシュタグ自体は他のSNSでも利用されている機能ですが、インスタでは特に活用度が高いです。
特定のハッシュタグを利用すればキーワードに関心を持っているターゲットユーザーへのアプローチがしやすくなるでしょう。
メリット④:インフルエンサーとのコラボレーションで認知度を高めやすい
インフルエンサーとはSNSで強い影響力を持っている人のことです。インスタでは、企業とインフルエンサーのコラボレーションも頻繁に行われています。
影響力のあるインフルエンサーとコラボをすれば、インフルエンサーの発信する情報に関心を持っている層に自社の商品やサービスを認知してもらいやすくなります。企業や商品は知らないけれど、ニーズのある潜在顧客の認知度を高めるのに効果的です。
メリット⑤:ストーリーズ機能でリアルタイムな情報発信ができる
ストーリーズ機能とは、通常の投稿とは別に24時間限定で写真や動画を表示できる機能です。ストーリーズ機能を活用するとリアルタイムな情報発信ができるようになります。
アンケートの実施やライブ配信などの機能も充実しており、フォロワーとのコミュニケーションを取るのに適しています。また、オフラインイベントの様子をリアルタイムで伝えるなどの利用方法もあります。
インスタと他のSNSの集客方法の違い
SNSには多くの種類が存在していて、それぞれの特徴を把握して適切に活用することが重要になります。商品やサービスによっては、インスタではなく別のSNSを利用した方が集客を見込める可能性もあるでしょう。
ここでは、インスタ以外の代表的なSNSの概要についてご紹介します。
Twitterは、テキストによるコミュニケーションがメインのSNSです。実際には面識がなくても、共通の趣味を持つ人同士でコミュニティを作り、コミュニケーションを楽しむというのがよく行われています。
情報伝達速度が圧倒的に早く、リツイート機能を活用すればフォロワーのフォロワーにも情報を届けることが可能です。また、企業アカウントとフォロワーの距離が比較的近いのも特徴です。
Facebookは他のSNSと違って実名で登録する必要があるのが特徴です。その特徴から、リアルの友人や知人とのやりとりがメインに行われていることが多いSNSです。
企業においては、ビジネスシーンで多く活用されています。日本では30代以降のユーザーがメインですが、世界的に最もユーザー数の多いSNSといわれており、海外に向けてマーケティングを行いたい場合などにおすすめです。
インスタ集客の実施時に意識したいこと
では、インスタを使って集客をする際にはどんなことを意識したらいいのでしょうか。運用の際に意識しておくと、高い集客の効果が期待できるポイントというのがいくつかあります。
インスタ運用において心掛けておきたいことは、ターゲットを明確にする、プロフィールを充実させる、鮮やかなビジュアルコンテンツを意識して投稿する、定期的に投稿をする、の4つです。
ひとつずつ解説していきます。
ターゲットを明確にする
どのようなターゲットに情報を届けたいかを意識して、インスタアカウントをつくっていきましょう。ターゲットが明確になっているほど、インスタでの高い集客効果が期待できます。
適切な人々にリーチするために、なるべく細かくターゲットを設定する必要があります。居住地、年齢、性別、趣味、関心など情報を絞ってインスタアカウントの方向性を決めておきましょう。
プロフィールを充実させる
インスタアカウントのプロフィールを充実させることも集客において重要です。プロフィールは、企業や商品、サービスの紹介文や連絡先、Webサイトのリンクを充実させることで、訪問者が情報を簡単に得られるようにしましょう。また、プロフィールと連携するフィード画面にも工夫を凝らしましょう。
ブランドメッセージを伝えられる一貫性のある魅力的なプロフィールを作成することが大切です。
鮮やかなビジュアルコンテンツを意識して投稿する
鮮やかな画像やリール動画を使って商品やサービスを魅力的に紹介し、ユーザーの目を引くようにすることを意識しましょう。インスタの投稿ではビジュアルが重視されるため、画像の明るさや見やすさは特に意識する必要があります。
魅力的で創造的、かつ関連性のあるコンテンツを作成することにより、ブランディングにもつながるでしょう。
定期的に投稿をする
インスタでユーザーの関心を引き続けるために、定期的な投稿を心がけることが重要です。こまめにユーザーの目に留まるよう、最低1日1回はストーリーズやリールの更新、画像投稿を行いましょう。
中にはフォロワーが目にする機会を増やすことを目的に、1日に複数回投稿するインスタ企業アカウントもあります。定期的な投稿やストーリーを通じて、自社のコンテンツをアピールしましょう。
インスタでの集客を最大化するコツ
インスタでの集客の効果を最大限発揮させるためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。ちょっとした工夫で、フォロワーが増えて多くの人の目に留まりやすくなることもあるインスタでは、集客の最大化のコツを理解して運用するのが大切です。
ここでは、インスタでの集客を最大化させるコツについてご紹介していきます。
ハッシュタグをうまく活用する
キャンペーンや商品の特徴を表すハッシュタグを利用すれば、興味を持ってもらえそうなユーザーにリーチすることが可能になります。若年層では、調べものをするときにネット検索ではなくインスタを利用するという方もいます。
そんなユーザーに情報を届けるためにはハッシュタグ検索で認知されやすいように、投稿にハッシュタグを付けておくのが効果的です。ただし、シンプルすぎるハッシュタグだとたくさんの投稿の中に埋もれてしまう可能性があるので、投稿数が多すぎず、検索されやすいハッシュタグを付けるのが理想です。
インフルエンサーとのコラボレーションを積極的に行う
インフルエンサーとのコラボレーションを通じて、広告効果を高めることができるでしょう。影響力のある人に自社の商品を利用してもらったり、実際に店舗に訪問した様子を投稿してもらったりすることでインフルエンサーの発信に興味を持っているフォロワーへ情報を届けられるようになります。
ただし、万が一インフルエンサーとの契約に不備があった場合、思わぬトラブルにつながってしまう可能性があるので、契約はしっかり行っておく必要があります。
ストーリーズ機能を活用する
リアルタイムな情報発信や商品の紹介にストーリーズ機能を利用すれば、ユーザーの興味を引くことが可能です。商品の紹介に加え、ライブ配信やアンケートなどを行ってインスタユーザーとのコミュニケーションを積極的に取るようにすると、継続して関心を持ってもらいやすいでしょう。
また、過去のストーリーズをカテゴリ毎にプロフィールページに表示できる「ハイライト機能」を活用すると、関心のあるカテゴリの情報収集がしやすくなり、ユーザーの利便性が向上します。
キャプションを工夫する
キャプションとは、画像やリール動画をインスタに投稿する際に付ける文章のことです。インスタのメインはビジュアルですが、商品やサービスの魅力をわかりやすく伝えられる文章を付けられるよう工夫することも大切です。
ユーザーのニーズをしっかり把握し、価値のある内容を提供できるよう意識しましょう。固い印象にならないよう、親しみやすい文章を心掛けるのがポイントです。
コンテンツを多様化させる
ただ定期的にインスタへ投稿をしているだけでは集客は望めません。適切なタイミングで画像や動画、ストーリーズ、リール、フィードなどのコンテンツを投稿し、これら使い分けることでフォロワーの興味を引き続けるようにしましょう。
ただし、投稿されるコンテンツの種類によって広告規制やポリシーが異なることには留意しておく必要があります。
キャンペーンを実施する
インスタでキャンペーンを実施するのもおすすめです。キャンペーンを通じて、商品やサービスの認知度を高めることができます。
キャンペーンは、企業のインスタ公式アカウントが存在していることを認知していない人にも知ってもらうきっかけになり、フォローにつながる可能性があります。また、定期的にお得情報やクーポンの配信をするようにしてユーザーに興味を持ってもらえるようにしましょう。
インスタ広告を利用する
インスタ広告は、通常の投稿とは別に広告としてフォロワー以外にも情報発信ができる方法です。フォロワー以外にも情報発信ができるので、より広範囲のユーザーにリーチできます。
インスタ広告の魅力は、ある程度ターゲットを絞り低価格で広告を配信できるため、費用対効果が高い点です。過去に投稿したものをそのままインスタ広告にすることもでき、いわゆる「広告感」の薄い自然な広告で認知拡大を期待できます。
フォロワーからのコメントやDMに返信する
インスタでフォロワーからもらったコメントやDM(ダイレクトメッセージ)に積極的に答えるようにすることで、信頼関係を築けるようになります。コメントやDMをするフォロワーは、商品やサービスに関心を持っている状態なので、問い合わせに迅速に対応することで、新たな顧客の獲得につながる可能性も高くなります。
早めの返信を心掛けつつ、対応のレベルを落とさないよう努力することが大切です。
分析ツールを活用する
インスタでは「投稿をしたら終わり」ではなく、分析ツールを活用して投稿に対しての反応や、どんな属性のフォロワーが多いのかを把握するのも大切です。投稿からECサイトのリンクに飛んだユーザーの数なども把握しておくと、今後の対策に役に立つでしょう。
情報の分析をしっかり行うことで、インスタ運用における今後の戦略や改善点が見えて、次に活かせます。
インスタ集客に向いている企業の特徴
集客をする際、企業の商品、サービスやターゲット層によって適切なSNSが異なります。SNS集客にインスタを利用するのに向いている企業にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、インスタでの集客に向いている企業の特徴についてご紹介していきます。インスタの運用を始める前にこれらの項目に当てはまっているのか確認しておきましょう。
商品やサービスを視覚でアピールすることができる
自社の商品やサービスで視覚的に特徴がある、ビジュアルを良く見せるためのノウハウがある場合、インスタを活用した集客の効果が期待できるでしょう。競合他社に差をつける明確なブランドアイデンティティとメッセージを持っていれば、ユーザーにも認知してもらいやすくなります。
また、写真や動画の編集にはそれなりの知識が必要になるため、ターゲットにアピールするビジュアルコンテンツの作成に長けていることも重要です。飲食店であればフードコーディネーターの知識、服飾やインテリア雑貨店であれば色彩検定やパーソナルカラリスト検定などの知識があると有利でしょう。エステサロンやネイルサロンなど、人の肌を映す機会が多いなら、美肌アプリを活用するのもおすすめです。
ターゲット層がインスタを利用している
ターゲットにしたい顧客層がインスタを利用しているかどうかも大事なポイントになります。例えば、インスタの利用人数が少ないシニア層をメインターゲットにしたサービスでは、積極的に投稿をしてもターゲットには認知されにくいでしょう。
逆に、インスタの利用者が多い若年層をターゲットにしたサービスであれば認知されやすく、インスタでの集客が効果的です。
コンテンツの更新が頻繁に行える
インスタでは、フォロワーに継続して関心を持ってもらうため、頻繁にコンテンツを更新することが大切になります。そのためには、企業の中でコンテンツの更新を頻繁に行える人員の確保とリテラシーの教育が必要です。
自社内での人員確保が難しい場合には、インスタ運用の代行を依頼することも検討しましょう。それなりの費用はかかりますが、プロであればしっかりとインスタのインサイトや独自の分析ツールで調査をしたうえ、アルゴリズムなどを狙って行動してもらえるので、結果として集客に役立つでしょう。
十分な人員を確保して、効果的なインスタ運営をしていきましょう。
インスタ集客|6つのステップ
では、実際にインスタを利用して集客を行う際には、どのような手順で行っていけば良いのでしょうか。適切なステップを踏んでインスタ運用を行っていくことで効果的な集客が期待できます。
ここでは、インスタ集客を実際に行うステップをご紹介していきます。どれも大切なことなので、ひとつずつ丁寧に行いましょう。
ステップ①:戦略を立てる
まずは、情報収集を行いインスタにおけるターゲット層に応じたコンテンツ戦略を立てていきます。ターゲット層の把握や、どんなブランドイメージでいくかなど、念入りに検討していくことが大切です。
企業や商品によっても注意点やポイントが異なるため、会社内でよく検討して取り組む必要があります。
ステップ②:アカウントの作成
情報収集、投稿の方向性が明確になったらインスタのアカウントを作成します。インスタアカウントの作成は無料で行えます。
アカウント名には企業や商品の名前を入れるようにして、わかりやすくて覚えやすい名前を意識しましょう。アカウントには「個人アカウント」と「ビジネスアカウント」がありますが、企業が運用する場合にはビジネスアカウントを選択してください。
ステップ③:プロフィールの設定
インスタアカウントを作成したら、プロフィールを設定します。プロフィール写真は、企業ロゴや商品画像など、企業のアイデンティティを表現できるものにしましょう。
また、プロフィール文には、企業の簡潔な紹介文やサイトのリンク、コンタクト情報をまとめ、ユーザーに情報を提供します。
ステップ④:コンテンツの投稿
プロフィールの設定まで行えたら実際にインスタにコンテンツを投稿していきます。インスタでは、写真や動画が中心になるのでユーザーの目に留まりやすい魅力的なビジュアルを意識しましょう。
また、インスタ広告やストーリーズの活用、キャンペーンの開催などで広く情報が届くように工夫していくのが大事です。
ステップ⑤:フォロワーとコミュニケーションを取る
SNSでは、企業と顧客が直接やり取りを行えるのが他のマーケティングツールと大きく異なる部分です。インスタにおいてもフォロー、いいね、コメントなどを積極的に活用し、フォロワーとのコミュニケーションを取ることを意識しましょう。
フォロワーとのやり取りの中で信頼関係が生まれると、企業や商品のファンになり自発的に自分のフォロワーへ公式インスタを紹介してくれることもあります。
ステップ⑥:分析と改善を行う
インスタでの投稿をある程度行ったらアカウント分析を進め、今後のプロモーションに活用します。投稿内容に対するフォロワーの反応、フォロワー数の推移、キャンペーンの成功度などを把握するようにしましょう。
インスタのインサイト機能の他、幅広い項目で分析できる専用ツールやアプリを使って、データを収集しましょう。データをもとに改善点を見つけ、今後に活かすことでよりインスタの集客効果を高められるようになります。
インスタの集客でやりがちな失敗例
インスタでの集客をするとなったらなるべく成功させたいと考えるのが当然でしょう。しかし、多くの企業がインスタを運用していく中でつまずきがちな失敗というのが存在しているのも事実です。
ここでは、インスタでの集客でよく見られるやりがちな失敗例をご紹介していきます。これらの失敗をしないように意識して、自社のインスタ運用に活用しましょう。
よくある失敗①:過剰な宣伝
商品やサービスを認知してもらうために宣伝を行うのは大事ですが、過剰に行ってしまうとフォロワーが離れていく可能性があります。広告感が強かったり、しつこく自社サイトへの誘導を促したりするような投稿は敬遠されがちです。
また、単なるショッピングサイトのように商品をカタログ化しても、興味を持ち続けてはもらえないでしょう。同じ広告を何度も投稿する行為もスパムと勘違いされやすいのでなるべく避けましょう。
よくある失敗②:見た目に統一感がない
インスタアカウント全体でコンセプトやスタイルが統一されていないと、フォロワーに同一アカウントだと認識されづらくなってしまいます。テーマとなる色や画像の構成を揃えるなど、統一感が出るように工夫しましょう。さまざまなコンテンツの統一感を図るには、デザイン力のある担当者が必要です。
ターゲットとするユーザーに関連性のないコンテンツを投稿するとフォロワーの関心も離れて行ってしまうため、内容をよく考えてから投稿するのが大切です。
よくある失敗③:ハッシュタグを乱用している
インスタの投稿にハッシュタグをつけて、キーワードに関心を持っているユーザーに認知してもらうことは大切です。しかし、ハッシュタグの量が多すぎると、投稿がスパムとして認識されフォロワーから離れられてしまう可能性があります。
ハッシュタグは適切なものを選択し、付けすぎには注意しまましょう。
よくある失敗④:ターゲット層の見極め不足
インスタで効果的に集客を行いたいのであれば、ターゲット層を正確に見極めることが大切です。自社の商品やサービスに関心のない人に投稿を表示しても、集客の効果は見込めません。
投稿に対して思ったよりも反応がなかった場合は、ターゲット層を再度見直してみて投稿内容を変えていく工夫も必要でしょう。
よくある失敗⑤:投稿頻度に偏りがある
投稿頻度の偏りにも注意が必要です。投稿が少なすぎるとフォロワーの興味を引き続けるのが難しくなり、アカウントの影響力が低下する可能性があります。
ユーザーがメインで見るタイムラインやハッシュタグの検索画面は投稿された順番に表示されるため、投稿から時間が経つとそれだけ表示されにくくなってしまいます。コンスタントに価値のある投稿をし続けることが大切です。
よくある失敗⑥:フォロワーの質が悪い
インスタでは、フォロワーを購入して見せかけのフォロワー数を増やすことが可能です。フォロワーが多いと人気アカウントのように見えるので、つい購入したくなるかもしれません。
しかし、購入したフォロワーや偽造したフォロワーが実際に見込み客になることはまずないため、集客効果の弱いアカウントとなってしまいます。ハッシュタグの利用やインフルエンサーの起用を積極的に行って、自社商品やサービスに関心を持つ質の良いフォロワーを地道に増やしていきましょう。
よくある失敗⑦:運用側のネットリテラシーが低い
ネットリテラシーが低いままの状態でインスタを運用していると、ユーザーから批判が殺到する「炎上」という現象が起こる可能性があります。SNS運用で一度炎上をしてしまうと、優れた企業や商品でもブランドイメージのダウンは免れず、ネットニュースなどで取り上げられればネガティブなイメージばかり拡散されることになるリスクもあります。
公式アカウントを持つ企業は、プラットフォーム上での広告を管理する規制やポリシーの確認を徹底し、投稿前のチェック体制を整えておきましょう。投稿のモニタリングや炎上対策のコンサルティングを担う専門会社もあるので、必要に応じて活用しましょう。
インスタでの集客に関してよくある質問
インスタで集客をする際、多くの方が同じような悩みを抱えています。ここでは、インスタで集客をするにあたってよくある質問をまとめています。
主なものは、「フォロワー数の目安が知りたい・フォロワーからのコメントやDMの返信を効率化させたい・インスタ以外のSNSも活用すべきか」についてです。ひとつずつ解説していきます。
インスタで集客するためのフォロワー数の目安は?
インスタのフォロワーの目安としては1万人以上いることが望ましいです。それ以下だと拡散されにくく、集客につながる可能性が低くなります。
ブランディングの面から見ても、フォロワー数の少ないインスタアカウントはユーザーから敬遠されがちです。ある程度フォロワーが増えることで、さらに多くのユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。
フォロワーからのコメントやDMの対応を効率化させるためには?
フォロワーから同じような質問がたくさんくる場合、「よくある質問」として回答をわかりやすいところに記載しておいたり、返信用のテンプレートを作ったりすると効率化できます。また、どうしても対応が追いつかない場合、インスタ運用代行や返信の自動化ツールを活用するのも手段としてあげられます。
時間をかけてコメントやDMをしてくれるユーザーは、自社の商品やサービスに関心を持っている状態なので、丁寧な対応を心掛けましょう。
インスタ以外のSNSも併用した方が良い?
SNSごとに特徴があり、アプローチできるユーザー層が異なります。そのため、運用のリソースが確保できそうであれば、並行して他のSNSも利用するのがおすすめです。
例えば、「店舗への来店を狙ってクーポン配布ができるLINE公式アカウントを利用する」「YouTubeを使って商品の詳細を長めの動画で解説する」「Facebookで各SNSの投稿予定時間やイベント予定を紹介する」などの方法があります。
インスタの活用でSNS集客に成功を
インスタはアクティブユーザーが多く、上手くビジネスに活用することで高い効果が期待できるツールです。集客に活用するには、ターゲット層を見極めて自社の商品やサービスを求める人たちがどのような情報やコンテンツを望んでいるのかを理解した上でアカウント運用を行っていくことが大切です。
インスタを使いこなしてSNSでの集客を成功させましょう!
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マーケメディアではSNS集客に関する資料を始め、さまざまな資料のダウンロードが可能です。情報収集や、企画の立案などにぜひご利用ください。
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