ChatGPT Plusでは、Code Interpreterが使えるようになりました。本記事では、Code Interpreterの始め方や導入手順、使い方やできることを具体的に解説します。
Code Interpreterが使えると、仕事の業務効率の向上が期待されています。従来のChatGPTでは、テキストの入力しかできませんでしたが、Code Interpreterを活用すると、ファイルをアップロードする事が可能です。ぜひ、最後までご覧下さい。
え、ファイルがChatGPTにアップロードできると、色々凄い事が出来そうですね(笑)
色んな使い方がSNSで話題になってて、実際に使ってみたよ!
Code InterPreterの始め方と導入手順
「Code Interpreter」を使うには、まずChatGPT Plusにする必要があります。ChatGPT Plusは、OpenAIが提供しているAIチャットボットであり、月額20ドルでGPT-4の機能を利用することができます。
Code Interpreterの始め方としての導入手順は次の通りです。
まずは、OpenAIからChatGPTにアクセスを行いましょう。ChatGPT Plusで利用可能なCode Interpreterの始め方と導入手順は次の通りです。
左下の「…」をクリックする
左下の「…」のマークを左クリックしましょう。
ChatGPTの設定画面が開きます。
Settingsをクリックする
4つのメニューが表示されるので、表示されているメニューの中の「Settings」をクリックしましょう。
Settingsの画面からBeta featuresをクリックする
Settingsの画面では、3つのメニューが表示されています。今回は、Beta feauturesを使います。Beta feauturesをクリックしましょう。
Code interpreterを有効化する
PluginsとCode interpreterが表示されます。Code interpreterを有効化しましょう。
有効化された事が確認されたら、ChatGPTの利用画面に戻りましょう。
GPT-4を選択して、Code interpreterにチェックを入れる
ChatGPT Plusでは、「GPT-3.5」と「GPT-4」が表示されているので、GPT-4をクリックしましょう。3つのメニューが表示されるので、「Code interpreter」をクリックしましょう。
Code interpreterにチェックを入れたら完了です。
左の「+」マークでは、ファイルを選択できます。プロンプト文は「Send a message」に入力すると、送信できます。以上が、『Code InterPreterの始め方と導入手順』でした。
Code Interpreterの基礎知識
Code Interpreterの基礎知識について解説します。
Code Interpreterにアップロードできるファイルとは?
Code Interpreterにアップロードできるファイルは、次の拡張子のファイルです。
Code Interpreterのファイルサイズのアップロード上限は?
Code Interpreterで使えるファイルサイズの上限は512MBです。512MBを超えると、「File is too large. Maximum file size is 512MB」と表示が出ます。
前述したとおり、動画ファイルとZIPファイルなどをアップロードすることが可能ですが、ZIPファイルでは、512MBを超えがちですので、その場合はファイルを分けたりして工夫してCode Interpreterを活用しましょう。
Code Interpreterで使えるフォントは?
Code Interpreterでは、フォントファイル(.ttf)を一緒にアップロードすれば、指定のフォントで文字出力が可能です。一般的に使用するフォントは、「Noto Sans Japanese」で問題ないと思います。
Code Interpreterで使用できるNoto Sans Japanese(略:NotoSansJP)のフォントは、Google Fontsからダウンロードすることができます。NotoSansJPのリンク先にある右上の「Download family」をクリックして、フォントファイルをダウンロードしましょう。
Code Interpreterの使い方とは?具体例を解説
今回は、ChatGPT Plusで利用できる「Code Interpreter」の使い方と具体例を解説します。
おすすめの使い方は次の通りです。
画像に透かしを入れる(ウォーターマーク)
まずは画像に透かし(ウォーターマーク)を入れてみましょう。これまでCanvaやAdobeのイラストレーターを使って画像にブランド名を入れていた作業が不要になり、時短することができます。
ChatGPT Plusで使えるCode Interpreterを使って画像挿入する手順は次の通りです。
- ChatGPT Plusにプランを変更する(月額20ドル)
- Code Interpreterを有効化する
- Google Fontsから日本語フォントをダウンロードする
- 画像を用意する
- ZIP形式に変換する
- Code Interpreterにアップロードする
- プロンプト分を入力する
- 出力を待つ
- 出力された透かし(ウォーターマーク)の入った画像をダウンロードする
ChatGPT Plusにプランを変更する(月額20ドル)
まずは、ChatGPT Plusにプランを変更しましょう。月額20ドルで利用することができます。ChatGPT Plusにプラン変更すると、GPT-3.5とGPT-4を利用することができます。
無料版では、GPT3が利用できますが、GPT-3とGPT-4は出力に違いがあるので、GPT4の利用をお勧めします。
Code Interpreterを有効化する
Code Interpreteを有効化するには、次の手順が必要です。
- Settingsをクリックする
- Beta featuresをクリックする
- Code interpreterを有効化する
詳しくは、本記事の導入手順「Code InterPreterの始め方と導入手順」をご覧ください。
Google Fontsから日本語フォントをダウンロードする
Google Fontsから日本語フォントをダウンロードしてみましょう。Code interpreterで利用できるおすすめの日本語フォントは、「Noto Sans Japanese」です。
Google FontsからNoto Sans Japaneseをダウンロードし、インストールする方法は、本記事の「Code Interpreterで使えるフォントは?」をご覧ください。
画像を用意する
まずは画像を用意しましょう。今回は、この画像を使います。
ZIP形式に変換する
日本語フォントと画像の用意が終わったら、同じフォルダに入れてZIP形式に保存しましょう。先ほど例に挙げた日本語フォントの「Noto Sans Japanese」の場合であれば、フォルダ内に入っている「NotoSansJP-VariableFont_wght.ttf」だけで構いません。
さっそく2つのファイルを圧縮して、ZIP形式にしましょう。名前は適当で構いません。
Code Interpreterにアップロードする
Code Interpreterにアップロードを行いましょう。
プロンプト分を入力する
プロンプト分を入力しましょう。
出力を待つ(出力結果)
出力された透かし(ウォーターマーク)の入った画像をダウンロードする
先ほどの画像の下線が引いてある文字「ウォーターマーク付き画像のダウンロード」から、完成した画像をダウンロードしてみましょう。
まとめ
ChatGPT PlusのGPT-4で利用できる「Code interpreter」は、ファイルをアップロードできます。従来までは、テキストでプロンプト文を入力することしかできませんでしたが、今回のアップデートにより、ファイルをアップロードし、分析や様々な出力が可能となりました。
Code interpreterを活用できるようになると、仕事の業務効率が向上します。具体的な使い方や活用方法を学ぶことで、より効率的な業務を行えることになるでしょう。使い方やできることの最新情報は随時情報を追記させて頂きますので、気に入ったらこの記事をお気に入り登録しておきましょう!最後までご覧頂きありがとうございます。
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