TikTokにはバズる時間があるのをご存じでしょうか。人気の動画になるためには、自分の動画の視聴者が多い時間帯に投稿することが不可欠です。この記事ではTikTokでバズる時間帯や曜日、バズる時間を分析する方法について詳しく解説しています!
現在、日本には1000万人を超えるTikTokユーザーが存在します。年々競争が激化するTikTok。動画をバズらせるには、質の高い内容に加えてバズる時間の把握が必須の要素です。今回は、TikTokで動画がバズる時間・曜日について詳しく解説します!
2022年時点のTikTokの月間アクティブユーザーは、世界で10億人を超えており、今後も増加の一途をたどると予想されています。これほどの人気を誇るTikTokアプリで自分の動画をバズらせるには、適切な戦略での運用がポイントになります。
中でもイチオシの方法は、バズる時間・曜日を狙ってTikTokに動画をアップロードすることです。実は、時間帯や曜日を変更するだけでTikTokでのバズりやすさに違いが生じるのをご存じでしょうか。
本記事ではTikTokでバズる時間帯や曜日に関する最新の情報をお伝えします。加えて、TikTokユーザーのデータに基づく一番効果的な投稿時間の探し方や、バズる時間に合わせて投稿予約を設定する方法についてもご紹介しています。是非、参考にしてみてください!
本記事では以下のような内容を解説します。
■TikTokでバズる時間帯は4つ
TikTokには明らかにバズる時間帯が存在します。例えば、同一の動画を作成し、時間を変えてアップしただけなのに再生回数が大きく増加するようなケースがあるのです。自分の経験則から、時間帯と再生回数の関係に気づく人も多いでしょう。再生回数が増えれば、それに伴い、いいねやコメントを初めとするTikTokユーザーからの反応を得られるスピードも加速します。
戦略的に投稿する時間を選ぶという方法を用い、バズる確率の向上に努めましょう。
下記にTikTokでバズる時間帯を4つあげています。
①平日/朝(7~9時)
②平日/昼(11~14時)
③平日/夕方(16~18時)
④平日/就寝前(23~1時)
TikTokでバズる時間帯① 平日/朝(7~9時)
TikTokでバズる1つ目の時間帯は、通勤・通学のタイミングです。電車やバスの乗車中にTikTokを視聴するユーザーが多いため、必然的にバズりやすい時間です。
この時間帯はそもそも投稿自体をする人が少なく、TikTokに動画を投稿すれば自然とおすすめに乗りやすいタイミングでもあります。そういった背景を知っていて、あえてここを狙ってTikTokに動画をアップする人もいるほどです。
また、このタイミングでバズるとお昼頃のおすすめにも乗りやすくなるといった副次効果も期待でき、結果として一段と多くのTikTokユーザーを獲得できる確率が上がります。これが、朝に投稿するメリットと言っても過言ではありません。
TikTokでバズる時間帯② 平日/昼(11~14時)
TikTokでバズる時間帯の2つ目は、お昼のタイミングです。なぜかというと学校や仕事の昼休憩にあたり、TikTokの視聴に時間を費やす人が多数いるためです。多くの人が昼食を食べたり休憩しながらスマホをチェックしており、TikTokで動画を見てもらえるチャンスが増える傾向にあります。
また、平日と比べて休日の昼はさらにたくさんのユーザーがTikTokを視聴しています。TikTokでバズるには、あえてこの時間帯を狙って投稿しましょう。
TikTokでバズる時間帯③ 平日/夕方(16~18時)
16〜18時頃にTikTokを視聴しているユーザーは非常に多く、ゴールデンタイムとの別名があるほどです。学校の放課後や仕事の帰宅時間と重なり、たくさんの学生や社会人がゆっくりとお気に入りの動画を視聴しています。よって、この時間はTikTokでバズる時間の上位にあたります。
一方で、動画の投稿者が多いといった特徴も無視できません。多くの動画がアップロードされるため視聴者の取り合いとなり、ベストな投稿タイミングとは一概には言い切れないのが現状です。また、テレビやYouTubeといった他の媒体に視聴者を取られやすい時間帯にもあたります。そのため、この時間帯だけに過度な期待をせず、様々な時間帯での投稿を試み、TikTokユーザーの反応を見極めるといった努力が不可欠です。
TikTokでバズる時間帯④ 平日/就寝前(23~1時)
TikTokでバズる時間帯のラストは深夜の23〜1時です。寝る前のこの時間は、ベッドでゴロゴロとくつろぎながら視聴するTikTokユーザーが大勢います。特に0時はTikTokの視聴率のピークにあたります。戦略的にTikTokユーザーに動画を視聴してもらうという意味では、このタイミングでの投稿は非常に有効です。
とはいえデメリットも存在します。平日の夕方同様、この時間帯は視聴者数だけでなく投稿者数も増えるのです。しかしこうしたデメリットがあったとしても、この時間帯に毎日継続的に投稿すればTikTokでバズる確率は高く見込めます。ぜひコンスタントに投稿を続けてみてください。
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■TikTokでバズる曜日
バズりやすい時間帯を把握すると「曜日は関係ないのかな」と疑問を持つのではないでしょうか。実は、TikTokでバズるのに欠かせないもう一つの要素は、投稿する曜日です。曜日によってバズりやすさが大きく異なるため、投稿する曜日に合わせて予定を組むのがおすすめです。他の投稿者の動画をおさえて多くのTikTokユーザーに見てもらうためにも、効果的な曜日を選びましょう。
TikTokでバズる曜日は金曜日・土曜日
金曜日・土曜日は翌日が休みということもあり、学生や社会人にとってはプレッシャーが少なく、自由に夜更かしをしたり、ダラダラと過ごしたりすることができます。のんびりとスマホを見ながら時間をつぶす人が多く、必然的にTikTokの視聴に費やす時間が長くなると言えるでしょう。その結果、TikTokユーザーからいいね・コメントを得ることが容易になります。
また、TikTokで動画の投稿数が減る傾向にある週末は、金曜に投稿した動画が一旦バズると土日までその流れが続くという動きがよく見られます。よって金曜の深夜を狙って投稿するというサイクルを作るとTikTokでバズる確率が高まります。
TikTokでバズりにくい曜日は月曜日・水曜日
一方、いいねやコメントといったアクションをTikTokユーザーから得にくい曜日は月曜日・水曜日です。特に、土曜日と比べて半分程度のコメント数しか得られないという傾向が分かっています。
このように、視聴者のエンゲージメント率が低下すると、TikTokのアルゴリズムからの評価も下がりやすくなります。その影響により、おすすめ欄への掲載率も落ち込むという不利な状況を招いてしまいかねません。
つまり、月曜と水曜に投稿する場合には、TikTokユーザーのニーズをより一層把握したうえで投稿の内容を工夫し、バズる時間帯をしっかり分析する必要性が高まります。
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■TikTokのベストな投稿時間の見つけ方
ここまで、TikTokでバズるおすすめの時間帯・曜日の説明をしてきました。とはいえ前述したバズる時間・曜日に投稿したら必ずしも上手くいくとは言えないのがTikTokの難しいところでもあります。
その理由は、TikTokユーザーの興味関心、性別、年齢、動画のジャンルなどの要素によってバズる時間帯が異なるからです。
例えば主婦がターゲットの動画を作成した場合、朝方や夜など主婦にとって忙しい時間帯に投稿しても視聴されにくくなります。大切なのは、TikTokユーザーに合わせた適切なタイミングを試行錯誤してバズる時間を見極めていくといった姿勢です。
それでは、TikTokユーザーに合わせたベストな時間帯を知るにはどうすればよいのでしょうか。それはTikTokユーザーのデータ分析を実施し、自分の動画がバズるための時間を探し出すことです。その時間を調べる手段として、インサイトの確認は必須となります。
インサイトから分析するベストな投稿タイミング
TikTokにはインサイトという機能があるのをご存じでしょうか。インサイトは、自分のフォロワーがどの時間帯に動画を視聴しているかをチェックできる非常に便利なツールです。動画の視聴者数が増える時間帯を理解することで、バズる時間を狙ってTikTokに戦略的に投稿することが容易になるため利用しない手はありません。
現時点で投稿数が少ない人もいるかもしれません。しかし、投稿に最適なタイミングを後々見つけやすくするためにも、フォロワーのペルソナを設定してインサイトの分析を進めるようにしましょう。実際、ペルソナに合った時間帯を探ることができたらTikTokでバズる可能性が飛躍的に高まります。
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■バズるにはビジネスアカウントへの登録が必須
TikTokにはビジネスアカウントというものがあります。インサイトを利用するには、ビジネスアカウントへの登録が必要となります。この章では以下のことをお伝えします。
- ビジネスアカウント登録のメリットとデメリット
- ビジネスアカウントに切り替える方法
- インサイトの分析方法
ビジネスアカウント登録のメリットとデメリット
ビジネスアカウントには、TikTokユーザーが動画を視聴したタイミングや平均視聴時間、ユーザーの所在地といった詳細なデータを得られるメリットがあります。それによりベストな投稿時間を分析できるため、Tik Tokにおけるバズるタイミングを能動的に選択することが可能になると言えるでしょう。
一方で、TikTokのビジネスアカウントに切り替えるデメリットもあります。例えば、ビジネスアカウントに登録すると人気の楽曲を利用することができなくなります。そういったデメリットも理解した上でビジネスアカウントに切り替えるか否かを判断しましょう。
ビジネスアカウントに切り替える方法
下記の手順でTikTokの個人アカウントをビジネスアカウントに切り替えることができます。
①TikTokアプリの画面右下にあるプロフィールアイコンをタップする
②プロフィール画面の右上にある三本線をタップする
③「設定とプライバシー」をタップする
④「アカウント」をタップする
⑤「ビジネスアカウントに切り替える」をタップする
ビジネスアカウントに切り替えることができたら、インサイトの画面にうつりましょう。インサイト画面にある「コンテンツ」をタップします。すると下記の内容を確認することが可能になります。
- 過去7日間に投稿された動画のパフォーマンス
- 人気上昇中の動画とその詳しいデータ
さらに、各投稿のインサイト画面にいくと主に以下のデータを確認できます。
- 再生数
- いいね数
- コメント数
- シェアされた回数
- 平均視聴時間
- 地域別の視聴データ
インサイトの分析方法
インサイトで詳しいデータを見ることが可能になったら、TikTokでのバズる時間を分析しましょう。投稿した動画の中で、いいね数やコメント数の多い動画はいつ頃投稿されていますか。投稿した日時の共通点を探してみてください。
例えば、土曜日の夜に投稿された動画に対してユーザーからの反応が多い傾向にあれば、自分の動画がTikTokでバズるタイミングは土曜の夜であるといえます。
ここで一つ注意が必要です。それは、TikTokのデータは協定世界時(UTC)で表記されているという点です。インサイトで日時を確認する際には、忘れずにTikTokユーザーの地域の時間帯に換算してください。
■予約投稿の設定方法
バズる時間を把握できたら、残るは内容の充実した投稿を作成し、ベストなタイミングで投稿をするだけです。TikTokには投稿の予約設定をする機能があります。指定の時間に自動で投稿してくれるため、バズる時間帯を確実に狙うことが可能になります。
インサイトを利用するだけでなく予約投稿をするためにも、ビジネスアカウントへの切り替えが必要です。ビジネスアカウントへの切り替え後、以下の手順で予約投稿の設定をすることができます。
①パソコンからTikTokのブラウザ版にログインする
(TikTokのアプリ版では予約投稿はできません)
②画面右上にある「アップロード」をクリックする
③「ファイルを選択」から動画を選択後、キャプションやサムネイルなどを入力
④「動画を投稿予約」をオンにする
⑤ポップアップで「予約投稿用に動画を保存しますか?」というメッセージが出るので、「許可する」をクリックする
⑥投稿したい日時を選択して「投稿予約」をクリックする
これで予約投稿の設定が完了となります。
■まとめ
TikTokではバズる時間帯や曜日に投稿をすることで、より多くのユーザーを獲得できるということを解説しました。インサイトを活用することで、TikTokユーザーの詳細なデータから自分の動画に合ったバズる時間帯を把握することもできます。ぜひTikTokで成果を上げるための参考にしてください!
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