「インスタグラム(Instagram)の注意点は?」
「新しくアカウントを作りたいので作成方法や避けるべきリスクを知りたい」
そんな悩みをお持ちの方は、本記事で解説できます。
インスタグラム(Instagram)の始め方や注意点について、わかりやすく解説するよ!
インスタグラムを始めるときの注意点12つ
インスタグラムを始めるときの注意点は、下記です。
- 連絡先の同期設定を適切に行う
- プライバシー設定を間違えない
- Facebookと連携するか決める
- 位置情報の公開に注意
- ビジネスアカウントは非公開にできない
- 複雑なパスワードを設定する
- ステマ規制を遵守する
- フォローとフォロー解除を繰り返さない
- 13歳未満は年齢制限で利用できない
- ユーザーネームを変更する
- 初期アイコンから変更する
- 炎上しないように運用する
では、「なぜ注意が必要なのか」について、インスタグラムを始めるときの注意点について具体例を交えながら解説します。
注意①連絡先の同期設定を適切に行う
Instagramのアカウント作成時に「連絡先を同期しますか?」という確認画面が表示されます。この設定をオンにすると、スマホの連絡先に登録している電話番号やメールアドレスと紐づけられ、自動的に知り合いがフォロー候補に表示されるようになります。
もしInstagramをプライベートやビジネス用途で使い分けたい場合、友人や知人に見られたくないアカウントが表示されることがあります。例えば、趣味や副業用のアカウントを作成しているとき、連絡先同期をオンにすると、自動で知り合いが表示されるため、意図しない人にアカウントがバレる可能性があります。
「趣味のアカウントを作って仕事関係者からは見られたくなかったのに、同期設定のせいで上司に見つかってしまった」というケースもあります。同期設定は慎重に選びましょう。
注意②プライバシー設定を間違えない
Instagramのアカウントは、作成直後は「公開」設定になっています。これにより、誰でもあなたのプロフィールや投稿を閲覧できる状態です。フォローを承認せずとも、全ての人に自分の投稿が表示されるリスクがあります。
プライベートなアカウントであるならば、個人的な情報が思いがけず広まることを防ぐために、「非公開アカウント」の設定が有効です。特に、ビジネスとプライベートをしっかり分けたい場合には、この設定が重要になります。
例えば、家族との写真やプライベートな投稿を行った際、それが全く知らない人に見られてしまう可能性があります。これを避けるためには、アカウント作成直後に「プライバシー設定」をチェックし、必要に応じて非公開に設定しましょう。
注意③Facebookと連携するか決める
Instagramは、Facebookと同じ会社が運営しており、簡単に両者を連携させることができます。これにより、Facebook上の友人がInstagramでもフォロー候補として表示されます。しかし、プライベートとビジネスを分けて使いたい場合は、この連携に注意が必要です。
Facebookと連携すると、Facebook上の知人や友達が自動的にInstagramのフォロー候補に表示され、アカウントがプライベートなものでも、すぐに見つかってしまう可能性があります。ビジネスアカウントを作成したい場合や、趣味用アカウントではこの連携を避けるほうが賢明です。
例えば、Facebookで仕事関係の人とつながっている場合、Instagramでプライベートな内容を投稿すると、それが仕事関係者にも知られてしまうリスクがあります。このような場合、連携をオフにしておくのが安心です。
注意④位置情報の公開に注意
Instagramでは、投稿に位置情報を添付することができますが、自宅や生活圏が特定されるリスクがあります。特にプライベートな内容を含む投稿では、位置情報の設定には注意が必要です。
安易に位置情報を設定してしまうと、フォロワーだけでなく他のユーザーにも自宅や職場の位置が知られてしまう可能性があります。特に、プライバシーを守るためには投稿ごとに位置情報を確認し、必要に応じてオフにすることが重要です。
注意⑤ビジネスアカウントは非公開にできない
Instagramでは、ビジネスアカウントに設定すると、非公開アカウントにすることができません。これは、顧客やフォロワーに対して透明性を確保するためですが、プライベートな投稿を含める予定がある場合は注意が必要です。
フォロワーを増やすため、あるいは商品やサービスをプロモーションする目的で運用する場合、すべての投稿が公開状態となります。もし一部の投稿だけを限定公開にしたい場合は、ビジネスアカウントではなく個人アカウントを使う選択肢も検討するべきです。
注意⑥複雑なパスワードを設定する
パスワードはアカウントの安全性を保つために最も重要な要素の一つです。他のサービスと同じパスワードを使い回していると、他のサービスで情報漏洩があった際に、Instagramのアカウントが乗っ取られるリスクがあります。
パスワードが弱い、もしくは使い回しされている場合、アカウント乗っ取りや個人情報漏洩のリスクが高まります。また、ビジネスアカウントでは、乗っ取られることで企業の信用にも大きなダメージが及びます。
誕生日や名前に関連したパスワードを使用していたため、簡単に推測され、アカウントを乗っ取られてしまったというケースもあります。大文字・小文字、数字、記号を混ぜた強固なパスワードを設定し、定期的に変更することがおすすめです。
注意⑦ステマ規制を遵守する
Instagramでは広告を出すことが可能ですが、ステルスマーケティング(ステマ)と誤解されるリスクがあります。広告であることを明確にしないと、消費者の信頼を損ねるだけでなく、法的な問題に発展することもあります。
ステマは、消費者に対して不誠実なマーケティング手法とみなされ、大きな批判を招きます。広告を出す際には、明確に「広告」であることを示すためにハッシュタグや表記を用いることが重要です。
インフルエンサーが特定の商品を推奨しているにもかかわらず、その投稿が広告であることを明示していないと、ステマ規制に引っかかる可能性があります。
注意⑧フォローとフォロー解除を繰り返さない
Instagramには、一度に大量のフォローや「いいね」を行うと、アカウントが一時的に制限される機能があります。特に新規アカウントでは、短時間での操作が規制されやすいため、注意が必要です。
特定の時間内に過剰なフォローや「いいね」を行うと、スパム行為とみなされ、アカウントが一時的に凍結されることがあります。特にビジネス用アカウントで顧客とのエンゲージメントを急ぎたい場合、この制限がビジネスに影響を与えることも。
新しくアカウントを作成し、短時間で100以上のアカウントをフォローすると、一時的にフォロー機能が停止されたという話も聞いたことがあります。
注意⑨13歳未満は年齢制限で利用できない
Instagramの利用規約では、13歳未満の利用を禁止しています。年齢を偽ってアカウントを作成した場合、アカウント停止や削除の対象となることがあります。
Instagramは利用者の安全を守るために、年齢制限を設けています。違反した場合、個人情報の漏洩やアカウント停止や凍結対象となるので、お子さんがいる家庭は注意しましょう。
注意⑩ユーザーネームを変更する
Instagramアカウント作成時、初期のユーザーネームはランダムな英数字や、登録したメールアドレスの一部を元に生成されます。そのままにしておくと、個人情報が漏れるリスクが高まります。
メールアドレスが一部表示されたままだと、迷惑メールの対象になったり、誰かに身元を特定されてしまう可能性があります。ビジネスでの利用であっても、個人の情報が流出することは信用問題にも関わるため、早めにユーザーネームを変更しましょう。
例えば、メールアドレスが「tarou1030@example.com」の場合、初期設定のユーザーネームが「tarou1030」などのように設定されてしまうことがあります。このままだと、メールアドレスが推測されてしまい、迷惑メールやフィッシングのリスクが高まるため、変更が推奨されます。
注意⑪初期アイコンから変更する
Instagramではフォローすることで他人の投稿を閲覧できますが、アイコンが初期状態のままでは、フォローを受ける側に警戒される可能性があります。
アイコンが設定されていないと、「このアカウントは本当に実在する人なのか?」と疑念を持たれることが多いです。企業用のインスタ垢であれば、アイコン設定はフォロワーに覚えてもらうためにも大切です。
もし、プロフィール写真がない状態でフォロー申請をすると、不審に思われるか、フォローを承認してもらえない可能性があります。
注意⑫炎上しないように運用する
Instagramは思わぬ形で投稿が拡散されることがあります。意図しない投稿が広まり、切り抜かれて批判や炎上に繋がるリスクも少なくありません。
一度投稿した内容は、他人がシェアしたりスクリーンショットを撮影することで、広く拡散されます。特にネガティブな内容や誤解を招く内容は、急速に拡散されて炎上に発展する可能性があるので、注意しましょう。
インスタグラムの始め方
Instagram(インスタグラム)は、写真や動画を共有することに特化したSNSです。
初心者向けに、インスタグラムを始める場合の「アカウントの作成方法」から「操作手順」、「そのほか設定」について簡単に解説します。
2024年4月時点で、全世界の月間アクティブユーザー数は20億人を超え、日本国内でも5500万人以上が利用しています。インスタグラムは、個人の趣味をシェアしたり、企業が商品やサービスを広めたりするために多くの人に活用されています。
アカウントの作成方法
まず、Instagramを始めるためには、アカウントを作成する必要があります。次にその具体的な手順を説明します。
- アプリのインストール
- Google PlayやApp StoreからInstagramアプリをダウンロードしてください。
- 新しいアカウントの作成
- アプリを開いたら「新しいアカウントを作成」をタップします。ここでFacebookアカウントを使って簡単に登録することもできますが、メールアドレスや電話番号を使用して独自のアカウントを作ることも可能です。
- 電話番号またはメールアドレスの入力
- メールアドレスまたは電話番号を入力すると、認証コードが送られてきます。このコードをアプリに入力して認証を完了させましょう。
- パスワードと誕生日の設定
- 次に、ログインに使用するパスワードを設定します。パスワードは大文字、小文字、記号、数字を組み合わせた強力なものにして、セキュリティを強化しましょう。続けて誕生日を入力しますが、これは13歳未満のユーザーが登録できないようにするための規制です。
- 名前とユーザーネームの設定
- 名前は必ずしも本名である必要はありません。ユーザーネームは、インスタグラム上で他のユーザーに見られる名前です。既に他のユーザーに使われている名前は登録できないので、使用可能なものを選んでください。
- プロフィール写真の設定
- 次に、プロフィール写真を設定します。後から変更することもできますが、最初に設定しておくと他のユーザーにフォローされやすくなります。ビジネスアカウントの場合は、会社のロゴやサービスに関連する画像を選ぶと良いでしょう。
基本操作
アカウントを作成したら、インスタグラムの基本的な操作を覚えましょう。
- フォロー
- 友人や興味のあるアカウントを検索し、フォローすることで、そのアカウントの投稿がタイムラインに表示されます。プロフィールページの「検索」機能を使って、ユーザーネームやハッシュタグを入力し、関連するアカウントを見つけましょう。
- いいねとコメント
- 気に入った投稿に「いいね」を押すには、ハートアイコンをタップするだけです。コメントは吹き出しアイコンから入力し、他のユーザーと交流することができます。
- 投稿の追加
- 自分の写真や動画をシェアする際は、プロフィール画面の「+」ボタンをタップして投稿を始めます。写真や動画にフィルターやテキストを加えることもできるので、編集してからシェアしましょう。
そのほか設定
インスタグラムを使い始めたら、プライバシー設定も確認しましょう。アカウントはデフォルトで「公開」に設定されていますが、必要に応じて「非公開」に変更することで、フォロワー以外のユーザーに投稿が表示されなくなります。
プライバシー設定はプロフィールの「設定」メニューから簡単に変更できます。
投稿形式
- ストーリーズ
24時間後に消える短期間の投稿ができ、気軽に日常をシェアできます。 - ハッシュタグ
特定のテーマに関する投稿を見つけたり、他のユーザーに投稿を見てもらうために使います。 - リール
短い動画を投稿できる機能で、エンターテインメントやプロモーションに最適です。
Instagramは、写真や動画を通じて多くの人とつながることができる魅力的なプラットフォームです。
登録手順はシンプルですが、プライバシーやセキュリティの設定を慎重に行うことで、安全に楽しみましょう。
インスタグラムは、マーケティングにもよく使われているので、参考になる資料は、マーケメディアで多数掲載しています!(無料掲載)
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