Webマーケティングが当たり前の時代において、WebサイトやSNSの分析は欠かせないものになりました。そしてWebにおける分析と改善に役立つツールとして、多くの企業が導入しているのが、Googleアナリティクスです。
2005年にリリースされたGoogleアナリティクスは何度も進化を繰り返し、現在の最新版は「Googleアナリティクス4(GA4)」となっています。
そこで今回は、GA4を初めて使うユーザー向けに、ログイン方法とアカウント設定手順を詳しく解説します。スムーズにGA4を活用するために、ぜひ参考にしてください。
GA4とは?
Googleアナリティクス4(GA4)は最新版のGoogle アナリティクスで、2020年10月にリリースされました。
Google アナリティクスとは、サイトにどのような人が訪れているのかという「属性データ」、サイト内でどのページを見ているのかという「行動データ」を分析して、Webサイトの改善をサポートしてくれる解析ツールです。
従来のGoogle アナリティクスは2014年4月にリリースされたUA(ユニバーサルアナリティクス)でしたが、2023年7月に計測が廃止され、今年の7月1日にはデータの閲覧もできなくなっています。
解析ツールは多くの企業がマーケティングや広告に活用しているため、今後はGA4の利用が主流となっていくでしょう。
GA4の基本的な特徴
Googleアナリティクス4(GA4)には、次のような特徴があります。
- クロスプラットフォーム計測が可能
- イベント単位でのデータ計測
- プライバシーに配慮したデータ収集が可能
- 機械学習の導入
クロスプラットフォーム計測が可能
GA4では、Webサイト、iOS、Androidのデータをひとつの場所で収集します。これにより、別々のデバイスからのアクセスも同一ユーザーとして認識できる「クラスプラットフォーム計測」が可能となりました。
イベント単位でのデータ計測
例えば「自然検索から初訪問」「トップページを50%スクロール」「商品ページをクリック」といったユーザーの行動を、イベントとして計測できます。このイベント単位での計測によって、ユーザーがどこで接点を持ち、Webサイト内でどのような行動をして最終的にコンバージョンに至ったのかを、ユーザーの行動を軸にして分析できるようになりました。
プライバシーに配慮したデータ収集が可能
プライバシーの保護については、各国の政府や企業などが特に強化していることです。そのためGA4でも、プライバシー保護に合わせた設計になりました。
EUの一般データ保護規則であるGDPR、カリフォルニア州の消費者プライバシー法CCPAのデータ規制に従うだけでなく、サイトトラッキング防止機能のあるITPなどにも配慮してアップデートされています。
機械学習の導入
GA4では、Googleの機械学習モデルを使った「予測機能」が導入されました。この機能を活用すれば、過去の行動履歴をもとに今後のユーザーの行動を予測できます。
この機能で予測できるのは「購入の可能性」と「離脱の可能性」です。購入の可能性とは、Webサイトを訪問したユーザーが、今後7日以内に商品を購入する可能性を予測する指標です。また離脱の可能性では、最近アクティビティのあったユーザーが、Webサイトを今後7日以内に利用しなくなる可能性を予測できます。
GA4がUA(ユニバーサルアナリティクス)と異なる点
GA4とUAの決定的な違いは、計測方法がよりユーザーに軸を置いているという点です。
従来のUAはセッション(訪問)に重きを置いており、セッションを最適化するのに役立つツールでした。しかしユーザーの行動は把握しづらかったため、なにがコンバージョンの要因となっているのかの分析ができなかったのです。
しかしGA4ではイベント単位でデータ計測ができるため、より自社にフィットしたユーザーのセグメントを見つけられるツールとなっています。
またUIも異なっているため、GA4とUAはまったく別のツールといえるでしょう。
GA4の導入価値
GA4は、Webサイトのパフォーマンスを最大化するために役立つツールです。すでにご紹介した通りユーザー軸にフォーカスした計測方法を採用しているため、ユーザーの行動をより深く理解し、効果的なマーケティング施策が実施可能となります。
何事も顧客を中心に考え顧客に強くこだわる「顧客至上主義」となっている現代のマーケティングにおいて、GA4は強力なパートナーとなってくれるでしょう。ユーザーの行動を分析して売上向上につなげたいと考えている企業であれば、必ず導入しておきたいツールです。
GA4へのログイン方法
ここからは、GA4をはじめて利用する方に向けて、基本的な使い方を解説していきます。
GA4にログインするには、Googleアカウントが必要です。まだ持っていない場合は、Googleアカウントの作成からはじめましょう。
Googleアカウントの作成
最初に、Googleアカウントを作成します。作成方法は、下記の通りです。
- アカウントのログインページへ移動
- アカウントを作成をクリック
- 「個人で使用」「子供用」「仕事/ビジネス用」いずれかを選択
- 名前・生年月日・ユーザー名・Gmailアドレス・パスワードなど各項目を入力
- 利用規約に同意して完了
GA4への初回ログイン手順
Googleアカウントを作成したら、GA4にログインします。初回ログインの手順は、次の通りです。
1.Googleアナリティクスのページへ移動
2.右上の「アナリティクスにログイン」をクリック
3.アカウント名を入力:サイト名・会社名など分かりやすいものにする
4.アカウントのデータ共有設定:Google アナリティクスで収集したデータを、その他の目的でも Google と共有するかどうかを指定する
ログイン時に覚えておくべきポイント
GA4の管理画面が開いたら、左上のプロパティ名を見て、自分がデータを確認したいWebサイトかどうかをチェックしてください。
プロパティの上には、アナリティクスアカウント名が表示されています。もし確認したいWebサイトと異なる場合は、同じ場所をクリックしてプロパティ名を指定しましょう。
GA4の管理画面は、指定したプロパティ名ごとにブックマークをしておくと、次回以降WebサイトごとのGA4へすぐにアクセスできるようになるので便利です。
GA4アカウントの新規作成方法
GA4アカウントがない場合は、アカウントを新規作成します。手順は下記の通りです。
- Googleアナリティクスのページへ移動
- 右上の「無料で利用する」をクリック
- アカウント名を入力:サイト名・会社名など分かりやすいものにする
- プロパティの設定をする
- ビジネスの説明の質問に回答する(業種・規模)
- ビジネス目標を選択する(見込み顧客の獲得、販売促進などから選択)
- Google アナリティクス利用規約に同意
- データの収集 :Webサイトでデータを収集する場合は「ウェブ」を選択
- データストリームの設定 :サイトURLとストリーム名を入力して「ストリームを作成」をクリック
- グローバルサイトタグの説明部分をクリックするとトラッキングコードが表示されるので、右上のマークをクリックしてクリップボードにコピー
- コピーしたトラッキングコードを、Webサイトすべてのページの<head>要素直後に貼り付ける
なお、ふたつめ以降のアカウントを作成する場合は、既存アカウントの管理画面から追加します。管理画面左上にある「+作成」を選択して、新しいアカウントを作成しましょう。
複数アカウントの管理方法
Googleアナリティクスのアカウントは100個まで、そしてひとつのアカウントに対して最大2000個のプロパティが作成可能です。
左上のプロパティ名などが表示されている部分をクリックすれば、ほかのアカウントやプロパティ名が選択できます。アカウント・プロパティに間違いがないかを確認してから、各データをチェックしましょう。
GoogleアナリティクスのiOS/Androidアプリでのログイン方法
Googleアナリティクスには、スマートフォンアプリもあります。スマートフォンから利用する場合は、Google Play または App Store からアプリをインストールしましょう。
Googleアナリティクス Android版
Googleアナリティクス iOS版
アプリを起動すると、連携するGoogleアカウントを選択する画面が表示されます。そこで、Googleアナリティクスと連携しているGoogleアカウントを選択すればOKです。
ログイン時のエラー対処法
もしGA4にログインできない場合、考えられる原因は次の3つです。
- Googleアカウントが存在しない
- メールアドレスやパスワードが間違っている
- 権限がない
Googleアカウントが存在しない
正しいメールアドレスまたは電話番号を入れて「アカウントが見つかりませんでした」というエラーが出た場合、Googleアカウントが存在しない可能性があります。
もし誤ってアカウントを削除していた場合、一定期間であれば復元は可能です。アカウント復元ページにアクセスして、復元できるか試してみましょう。
復元ができなかった場合は、Googleアカウントを作り直してください。
メールアドレスやパスワードが間違っている
よくあるのが、メールアドレスやパスワードの間違いです。入力内容をよく確認してみましょう。
正しいメールアドレスが思い出せなかったら「メールアドレスを忘れた場合」をクリックして、「メールアドレスを探す」へ進みます。登録しておいた再設定用の電話番号かメールアドレスを入力するとログインできます。
パスワードを忘れてしまった場合は、「ヘルプ」をクリックしてアカウント復元の画面へ進みます。本人確認の2段階認証のあとにメールが届き、そこから新しいパスワードを設定可能です。
権限がない
Googleアカウントが確実にあって、メールアドレスやパスワードも間違っていない場合、GA4を管理する権限がないことが考えられます。
このケースでは、ログインできている人に管理画面を確認してもらう必要があります。
- 管理画面左のメニューから「アカウント」を選択
- 「アカウントのアクセス管理」をクリック
- 表示されるユーザーを確認
もし自分のGoogleアカウントが表示されていなければ、GA4へのアクセス権限がない状態です。管理者に依頼して、アクセス権限を付与してもらいましょう。
GA4アカウントの設定手順
GA4アカウントを作成したあとは、さまざまな初期設定をしていきます。
主要設定項目の解説
最初に設定しておくべき主要項目は次の3つです。
- データの保存期間
- 内部トラフィックルールの設定
- Googleシグナルの設定
データの保存期間
GA4のイベントデータ保持期間は、デフォルトで2ヶ月になっています。左下の歯車マーク(管理)をクリックして、「データの収集と修正」>「データの保持」より最長の14ヶ月に変更しておきましょう。
内部トラフィックルールの設定
内部トラフィックルールの設定は、社内関係者などからのアクセスを除外して、データを正確に計測するために必要な設定です。
- 管理画面から「データの収集と修正」の「データストリーム」をクリック
- 「Googleタグ」の「タグ設定を行う」に移動
- 「設定」の「すべて表示」をクリック
- 「内部トラフィックの定義」をクリック
- 「作成」ボタンをクリック
- 除外したいIPアドレスを入力して新規ルールを作成
次に、内部トラフィックとして設定したデータの処理方法を選択します。この時点では、まだ内部トラフィックをレポートなどで除外できていないため、注意してください。
管理画面の「データ設定」>「データフィルタ」より、先程設定したフィルタを選択。デフォルトでは、フィルタの状態が探索レポートで内部トラフィックがどの程度あるかを見ることができる「テスト」となっています。ここを「有効」に変更することでフィルタが適用されて、指定したIPアドレスを除外できます。
Googleシグナルの設定
同じユーザーが異なるデバイスからアクセスした場合に、同一ユーザーとしてカウントするための設定です。より正確な分析のためにも、必ず有効化しましょう。
管理画面から「設定アシスタント」>「データの収集と表示をカスタマイズする」の項目より「Googleシグナルを有効する」を開いて、「設定」「続行」「有効にする」を順にクリックすれば完了です。
ユーザー権限の設定方法
GA4では、管理権限をユーザーごとに個別で付与できます。ユーザー権限の設定方法は、下記の通りです。
- 管理画面左のメニューから「アカウント」を選択
- 「アカウントのアクセス管理」をクリック
- 右上の「+」をクリックして「ユーザーを追加」
- 追加したいメールアドレスを入力
- 付与する権限を選択して「追加」をクリック
なお権限は次の6種類あるので、適切なものを選択しましょう。
- 管理者:アカウントのすべてを管理できます。
- 編集者:ユーザー管理はできませんが、それ以外のすべてのデータ設定や編集ができます。
- マーケティング担当者:プロパティ単位で、設定や編集などのすべてを管理できます。
- アナリスト:特定のプロパティに関しての閲覧権限に加えて、データ探索ツールでレポート作成などが可能です。イベント作成やコンバージョン、オーディエンスの設定といった方針決定に関わる指標を抽出する操作はできません。
- 閲覧者:アカウントのデータやレポートの閲覧のみです。
- なし:権限がなにも付与されておらず、対象プロパティへのアクセスはできません。
クロスドメイントラッキングの設定方法
クロスドメイントラッキングとは、ユーザーが複数のドメインをまたいで行動する際、一連のアクセスとして計測する手法です。この設定をしておかないと異なるドメインへ移動した際に別のサクセスとして計測されてしまうため、忘れず設定しておきましょう。
- 管理画面より「データストリーム」をクリック
- 対象のストリームで「タグ設定を行う」をクリック
- 「ドメインの設定」をクリック
- 「条件を追加」をクリック
- 「マッチタイプ」と「ドメイン」を入力する:クロスドメイン測定に含めるドメインをすべて追加すること
- 右上の「保存」をクリックして完了
GA4を使ったデータ分析の基本
アカウントの初期設定が完了したら、データ分析の基本を確認しましょう。
レポートの確認方法
レポートはホーム画面からも確認可能です。ホーム画面では「ユーザー数」「新規ユーザー数」「イベント数」「過去30分間のユーザー数」「分析情報の最適化案」などが閲覧できます。
主要レポートの見方
左にあるメニューから「レポート」を選択すると、さらに詳細なレポートが表示されます。「レポート」画面では、ユーザー属性、エンゲージメント、テクノロジー(ユーザーが使用しているデバイス・ブラウザ)、サイトの収益化などのデータが確認可能です。
カスタムレポートの作成手順
カスタムレポートを作成するには、左のメニューから「探索」タブを選択します。ここでは自由形式でレポートを作成できるため、特定のニーズに合わせた詳細な分析が可能です。必要なデータをドラッグ&ドロップで配置して、視覚的に分かりやすいレポートを作成できます。
イベントトラッキングの設定方法
イベントトラッキングは、GA4におけるもっとも注目すべき機能のひとつです。ボタンのクリックやフォームの送信といった特定のアクションをトラッキングするために、イベントを設定しましょう。
イベントは次の4種類に分類されます。
- 自動収集イベント:GA4が自動的に収集するイベントです。ページビューやクリックなどが該当します
- 拡張計測機能イベント:拡張計測機能を有効にすることで計測されるイベントです。スクロールやファイルのダウンロードなどが該当します。
- 推奨イベント:Googleが推奨するイベントで、手動での設定が必要になります。(例:購入やユーザー登録など)
- カスタムイベント:独自に定義するイベントで、特定のニーズに合わせて設定できます。
「自動収集イベント」「測定機能の強化イベント」の設定方法
イベントを設定する前に、どのようなデータを取得しているのか確認しましょう。
「管理」>「データストリーム」>「ウェブストリームの詳細」>「拡張計測機能」をクリックすると、測定中の「自動的に収集されるイベント」が表示されます。「他◯個」と書いてある部分をクリックすると、すべての測定データが確認可能です。
そして測定中データの横にある歯車マークをクリックすると、「拡張計測機能」画面が表示されます。測定が必要なデータにチェックを入れて右上の「保存」をクリックすると、「自動的に収集されるイベント」と「拡張測定イベント」の設定は完了です。
「推奨イベント」や「カスタムイベント」の設定方法
「管理」>「データの表示」>「イベント」>「イベントを作成」の順に進み、「イベントの作成画面」右上の「作成」をクリックすると、任意の条件でイベント設定ができます。
コンバージョン設定と解析
コンバージョンとは、目標とするアクションをユーザーが起こした状態を指します。コンバージョンの設定をするには、コンバージョンに誘導するためのページやコンバージョン完了後のページなどの準備が必要です。
例えば「商品の購入」をコンバージョンとする場合は、注文完了ページや決済ページなどがカウント対象のページとなります。
コンバージョン完了ページが準備できたら、管理>「データの表示」>「イベント」>「イベントを作成」>カスタムイベント画面右上の「作成」をクリック。任意のイベント名やコンバージョン完了ページのURLを指定したあと、実際に計測されるか確認しましょう。
GA4の便利な機能とカスタマイズ
GA4には便利な機能があるため、カスタマイズ次第で高度な分析が可能です。具体的にどのような機能があるのか、ご紹介していきます。
データを活用したインサイトの発見
GA4は、機械学習を活用して自動的にインサイトを提供します。これによりユーザーの行動パターンやトレンドを簡単に把握できて、データに基づいた意思決定が可能です。例えば、急激なトラフィックの増減や特定のページのパフォーマンス向上などを自動で検出します。
アラート設定による通知機能
GA4では、特定の条件に基づいてアラートを設定して、異常が発生した際に通知を受け取る設定が可能です。コンバージョン率の急激な低下や特定のイベントの異常な増加など、問題が発生した際に迅速に対応できて、サイトのパフォーマンスを維持するのに役立ちます。
カスタムディメンションと指標の利用方法
カスタムディメンションと指標を使用すれば、標準のレポートでは得られない詳細なデータを収集・分析できます。ユーザーの属性や特定のアクションに基づいたカスタムディメンションを設定し、ビジネスに特化した指標を追跡すれば、より具体的な洞察が得られるでしょう。
GA4のAPI連携とデータエクスポート
GA4は、APIを通じてほかのツールやプラットフォームと連携可能です。これによりデータを自動的にエクスポートして、ほかの分析ツールでさらに詳細な解析も実施できます。この機能を活用してBigQueryにデータをエクスポートして、高度なクエリを実行することも可能です。
データのフィルタリングとセグメント作成
GA4では、データをフィルタリングして、特定の条件に基づいたセグメントが作成できます。この機能を活用すれば、特定のユーザーグループや行動パターンに焦点を当てた分析が可能です。
例えば新規ユーザーとリピーターを分けて分析することで、それぞれの行動の違いを明確にできるでしょう。
GA4を最大限に活かすコツ
GA4は、ただデータを確認するだけではその効果が発揮されません。ここでは、GA4を最大限に活かすコツをご紹介します。
効果的なデータ分析の手法
効果的なデータ分析の手法としては、イベントトラッキングの設定が重要です。GA4はイベントベースのデータモデルを採用しており、ユーザーの行動を詳細に追跡できます。例えばページビューだけでなく、クリックやスクロール、動画視聴などの具体的な行動をイベントとして記録します。
イベントトラッキングを設定すればユーザーの行動パターンが深く理解できて、マーケティング戦略を最適化するためのヒントが得られるでしょう。
またGA4の機械学習機能を活用すると、予測分析やユーザーの行動パターンの自動検出が可能となり、より精度の高いデータ分析が実現します。
日々の運用とメンテナンスのポイント
GA4の日々の運用とメンテナンスにおいては、定期的なデータの確認と設定の見直しが欠かせません。まずデータの正確性を保つために、内部トラフィックの除外設定やスパムトラフィックのフィルタリングを実施しましょう。
また、イベントの設定やカスタムレポートの作成を定期的に見直して、ビジネスの変化に応じて最適化することも大切です。さらにGA4のダッシュボードをカスタマイズして重要なKPIを一目で確認できるようにすれば、日々の運用が効率化されます。
データの蓄積と長期的なトレンド分析
GA4では、データの蓄積と長期的なトレンド分析が容易に実施できます。データ保持期間をカスタマイズすることで、さらに長期的なデータ分析が可能です。
長期的なトレンド分析を実施すれば季節ごとの変動やユーザー行動の変化が把握でき、マーケティング戦略の改善に役立てられます。また、GA4のレポート機能を活用して、特定の期間におけるデータを比較分析すると、より深い洞察が得られるでしょう。
他のツールとの連携方法
GA4は、ほかのツールとの連携も可能です。例えばGoogle Tag Managerを使用すると、タグの管理が容易になり、イベントトラッキングの設定が簡単になります。
また、Google Search Consoleと連携すると検索パフォーマンスデータをGA4に統合し、SEOの効果を詳細に分析可能です。
さらにLooker Studioを使用してGA4のデータをビジュアル化し、カスタムレポートを作成することも可能です。これによりデータの可視化が進み、より直感的なデータ分析が実現するでしょう。
GA4の活用事例紹介
GA4にはさまざまな活用方法がありますが、なかなかイメージが湧かないという方も多いのではないでしょうか。
そのようは方には、マーケメディアが提供するGA4の活用事例集がおすすめです。分析の基本から具体的な実践までを体系的にまとめてあるので、GA4を使いこなして自社のエンゲージメントが高められますよ。
資料は下記ページからダウンロードできるので、ぜひご活用ください!
GA4に関するマーケティング資料をさらに見る
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